韓国史上最悪の裁判 大統領暗殺裁判の裏側を描く 「大統領暗殺裁判 16日間の真実」予告
2025年8月22日より劇場公開される、チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョンが出演し、「王になった男」のチュ・チャンミンが監督を務める映画「大統領暗殺裁判 16日間の真実」から、日本版予告が公開された。
予告では、韓国史上最悪の裁判と言われる”大統領暗殺裁判”の裏側が描き出されている。1979年の大統領暗殺から軍事クーデターをつながるこの裁判は、開廷直後から次期独裁者を狙う合同捜査団長チョン・サンドゥからのメモが法廷に何度も届き、不正に操られた状態だった。この現状に怒りをあらわにし、公正な裁判を求めて戦う弁護士チョン・インフだったが、「どんなに必死に弁護しようと、大佐には死んでもらう」と圧力をかけられる。一方、命がかかっている裁判を前にしても、言い訳も命乞いをすることもなく、軍人としての矜持を貫くパク・テジュの姿勢に、弁護士チョン・インフは「不器用な人を救いたい」とより強く思う。
映像の終わりには、泣きそうな顔でほほ笑む弁護士チョン・インフに、「君は真の弁護士だ」と穏やかな表情で伝える軍人パク・テジュの姿が収められている。
「大統領暗殺裁判 16日間の真実」は、韓国史上最悪と言われる裁判を描いた作品。軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。そんな彼が国のナンバー2とも言われた側近の中央情報部(KCIA)部長金載圭(キム・ジェギュ)によって、1979年10月26日に暗殺された。このセンセーショナルな事件の裁判と、10.26大統領暗殺から12.12軍事クーデターという韓国近代史の中でも大きな歴史的事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づいて描く。
監督は、イ・ビョンホン主演「王になった男」のチュ・チャンミン。勝つためには手段を選ばない主人公の弁護士チョン・インフ役をチョ・ジョンソク、チョン・インフが弁護する愚直な軍人パク・テジュ役をイ・ソンギュン、裁判を裏で操る合同捜査団長チョン・サンドゥ役をユ・ジェミョンが務める。

【作品情報】
大統領暗殺裁判 16日間の真実
2025年8月22日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国公開
配給:ショウゲート
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記事提供元:映画スクエア
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