【電気代爆上がり回避】梅雨のエアコン、プロが教える「失敗しない」設定術
夏本番前、温度だけでなく湿度も気になるこの時期、皆さんはエアコンを正しく使えているだろうか。エアコンを効率的に使うことで、暑さやジメジメの解消だけでなく、電気代を抑えることにもつながる。三菱電機霧ヶ峰PR事務局は2025年4月、全国の男女600人を対象とした「梅雨時期のエアコン使用状況」の調査を実施。その結果から、効率よくエアコンを使えている人は意外と少ないことが判明した。三菱電機のエアコンプロが伝授するエアコン活用方法もあわせて紹介する。

梅雨時期にエアコンをほとんど使わないのは「節電・冷えすぎ防止」のため?

三菱電機霧ヶ峰PR事務局の調査結果によると、エアコンを上手に使えている人は案外少ないようだ。梅雨の時期におけるエアコン利用頻度を尋ねたところ、週1~2日程度しか利用しない人が37.8%にのぼるという。「利用する必要がない」という人以外の使わない理由を見ると、「電気代を抑えたい」「必要以上に冷えすぎるから」という声が挙がった。もちろん使わずに済むのが一番だが、熱中症を防ぐには我慢してもよくない。

梅雨の時期にエアコンを使う人に「冷房・除湿・送風」を使い分けているか尋ねたところ、室温や体感温度に応じて使い分けている人は多いにもかかわらず、「室内の湿度に応じて使い分けている」という声は少なく、そもそも「使い分けていない」という声は21%にものぼった。エアコンの機能をうまく使い分けるということは、効率的に部屋全体を涼しくするだけでなく、冷えすぎ防止やジメジメ解消、電気代の節約にもつながるため、ぜひ本記事の閲覧を機に、活用術を身につけてほしい。
もっとも効率的なエアコン活用方法をプロが伝授!

今回の調査結果を受け、三菱電機株式会社の空調冷熱システム事業部の久田氏は、梅雨時期におけるエアコンの活用方法を紹介した。ポイントは、「冷房・除湿・送風」の3機能を使い分けること。

室温が28°を超える場合は冷房を使い、水平かつ自動運転にすることで室温を素早くムラなく冷却できる。汗による不快感があるときは、送風を使えば風で汗の蒸発を促せる。湿度が60%を超えるときは除湿を使えば、ジメジメした不快感を取るだけでなく、室温も適度に下げられる。また、エアコンだけでなくサーキュレーターを使って空気を循環させると温度ムラをなくし、より効率的に快適な環境を作ることができるそうだ。
エアコンを効率的に使うことで熱中症対策になるうえ、必要以上に稼働させずに済むことから電気代の節約にもなる。便利な家電だからこそ、その性能を100%活かす術を知り、暮らしをもっと豊かなものにしていきたい。
出典:【三菱電機 霧ヶ峰PR事務局】
※サムネイル画像(Image:「photoAC」より)
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。