PGAツアー新CEOにNFLベテラン幹部のブライアン・ローラップ氏 現会長モナハン氏は2026年まで留任
18日、PGAツアーがブライアン・ローラップ氏が最高経営責任者(CEO)に就任することを発表した。ローラップ氏はこれまで20年以上に渡りナショナル・フットボール・リーグ(NFL)に在籍。チーフ・メディア&ビジネス・オフィサーとして、ライブスポーツの視聴体験を革新してきた。
タイガー・ウッズ(米国)や現CEOのジェイ・モナハン氏らCEO選出委員会は、慎重な選考の末、満場一致でローラップを新CEOに推薦した。モナハン氏は2026年末までPGAツアーのポリシー委員及び、PGAツアーエンタープライズの取締役として留任する。
この発表についてモナハン氏は、「1年前、私はコミッショナー就任から10年目の節目を迎える2026年末に退任することを取締役に伝えました。その時以来、現在の勢いをさらに飛躍させることができ、円滑な引き継ぎが実現できるようなリーダーを探すことに尽力してきました。そして、このタイミングで理想的なリーダーであるブライアン・ローラップに出会うことができました。NFLからPGA TOURへと移行する彼を全力でサポートしていきます」と述べている。
ローラップ氏は「この重要な時に、PGAツアーに加われることを誇りに思います。PGAツアーはゴルフにおいて最高レベルの競技、誠実さ、そして世界的なチャンスを体現する象徴です。PGAツアーの使命と、さらに強く成長していける可能性を心から信じています。選手、パートナー企業、リーダーシップチームとともに、持続可能な価値を築き、スポーツとファンのために、よりダイナミックな未来を実現することに尽力します」とコメントした。
ウッズは「ブライアンの就任は選手やファンにとって大きな勝利です。彼はゴルフと選手に対してリスペクトを持ち、NFLで培った経験から新しい視点をもたらしてくれるでしょう。これからの展開にワクワクしていますし、ブライアンのリーダーシップのもと、PGAツアーはこのスポーツを愛する皆さんにとって、さらに成長していけるでしょう」と話した。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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