10ギガ普及で変わるネット選び 「ドコモ光」が広域満足度1位の理由とは【オリコン調査】
現在、インターネット回線は多種多様な事業者やプラン、サービスが存在し、選択肢は多岐にわたる。2020年には超高速通信に対応する「10ギガ(Gbps)プラン」も登場し、ネット環境は大きく変化しているが、最初に契約したときから事業者やプランについて改めて考えず、そのままにしている人は多いだろう。今選ばれているインターネット回線や、「10ギガ(Gbps)プラン」がどれくらい利用されているのか、見てみよう。

快適なネット環境を提供するバランスの良さで選ばれる

オリコンのグループ会社oricon MEは2025年6月、過去5年以内にインターネット回線サービスに新規加入(他社からの乗り換えを含む)し、3カ月以上継続して利用している全国の18~84歳の利用者17,765人を対象に、利用する『インターネット回線』の顧客満足度について調査した。
9地域(※1)のうち5地域以上でサービスを展開している広域企業部門では「ドコモ光」が総合1位となった。評価項目別ランキングでは、全7項目(※2)のうち「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「カスタマーサポート」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の5項目で1位に。総合2位の「楽天ひかり」は、「料金プラン」「コストパフォーマンス」「カスタマーサポート」で1位を獲得。コスト面やサポートで利用者に優しい点が評価された。総合3位の「auひかり」は、「通信速度・安定性」が「ドコモ光」と並んで同率1位となった。
「ドコモ光」は評価項目別で1位ではなかった「料金プラン」「コストパフォーマンス」においても3位に入っており、全てにおいてバランスの良さと、スムーズで快適なネット環境が送れる点で選ばれていることがわかった。地域別で見ても、9地域全てで満足度上位3位以内に入ったのは「ドコモ光」だけで、圧倒的な存在感を示している。
※1……北海道、東北、関東、甲信越・北陸、東海、近畿、四国、中国、九州・沖縄
※2……「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「カスタマーサポート」「付帯サービス」「セキュリティ対策」「料金プラン」「コストパフォーマンス」
10ギガプランが浸透しつつある

さらに広域企業18社のうち、10ギガプランを提供している16社のサービス利用者5,024人を対象に、「現在契約しているインターネット回線サービスで10ギガのプランを利用しているかどうか」の調査では、40.3%が「利用している」と回答(2025年1月から2月にかけての調査)。プランが登場した当初はゲーマーや、ネットを人より多く使う人向けでオーバースペックかという声も見られた。しかし4割の利用率は決して少数ではなく、コロナ禍においてネット配信などが生活に根付いたという背景もあり、一部のマニア向けではなくなりつつあると読み取れた。
こうした利用者動向から最新の情報を得ることで、乗り換えやプランの見直しを考えるきっかけにしてみてはいかがだろうか。
出典:【オリコン顧客満足度ランキング】
※サムネイル画像は(Image:「ドコモ光」より引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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