堺雅人×井川遥で贈る 初恋から紡がれるリアルで切ないラブストーリー「平場の月」特報映像解禁
中学時代の初恋同士である男女が時を経て再会し惹かれ合う姿を描き、第32 回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの『平場の月』が映画化。11月14 日(金)より全国東宝系にて公開となる本作の特報映像が解禁となった。
妻と別れ、地元に戻り印刷会社に再就職し、平穏な生活を送る主人公・青砥を演じるのは堺雅人。その青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子を演じるのは、井川遥。そして、堺演じる青砥の同級生・江口剛役に大森南朋の出演も決定。堺とは11年ぶりの共演となる。また、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子の実力派から坂元愛登、一色香澄らのフレッシュな面々の出演も解禁となった。
監督は「いま、会いにゆきます」(2004年)、「ハナミズキ」(2010年)など恋愛映画の名手として知られる土井裕泰。今作では、15歳の瑞々しい初恋と大人のリアルな恋愛を描き出す。脚本は「ある男」(2022 年)で第46 回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、 第 44 回 ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞した向井康介が手掛け、原作では断片的な回想として描かれていた中学時代の初恋の記憶を、さらに掘り下げ、繊細に綴った。
Story
妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活する、主人公・青砥健将。その青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子は、夫と死別し今はパートで生計を立てている。お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、中学生以来、離れていた時を埋めていく──。ある日、アパートの部屋から月を眺めていた須藤。『お前、あのとき何考えてたの?』青砥にそう問われ、『夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね、ちょっと』そう答えた須藤。再び、自然に惹かれ合うようになった二人。やがて未来のことも話すようになるのだが……。
「平場の月」
出演:堺雅人、井川遥、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、宇野祥平、吉岡睦雄、坂元愛登、一色香澄、大森南朋
原作:朝倉かすみ『平場の月』(光文社文庫)
監督:土井裕泰
脚本:向井康介
製作:映画『平場の月』製作委員会
©2025 映画「平場の月」製作委員会
記事提供元:キネマ旬報WEB
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