乃木坂46の17歳、矢田萌華が週プレのグラビアに初登場!「目指していた医者のように、今はアイドルとして"誰かのよりどころ"になりたい」
『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した矢田萌華
今年、乃木坂46に加入した六期生から、秋田県出身のクールビューティ"矢田ちゃん"こと矢田萌華(やだ・もえか)が、6月2日(月)発売『週刊プレイボーイ24・25合併号』のグラビアに初登場。オーディションを受けた理由や意外なパーソナリティ、憧れの先輩に、将来の夢。彼女は饒舌に語ってくれた。
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■「夢って、ひとつに絞らなくていいんだ」――今年2月に乃木坂46に加入した六期生の矢田さん。まずは撮影の感想から。
矢田 一日通してひとりで撮影していただくのが初めてで、朝からすごくワクワクしていたんです。同期全員でポーズをそろえる撮影とは違って、自由に動きながら撮っていただくのは新鮮だったんですけど、そのぶん緊張しましたし、勉強になりました。
――でも、緊張を感じさせない、雰囲気のある仕上がりでしたよ。
矢田 ありがとうございます。撮影場所が、趣のあるキレイなところで。私はけっこう明るい性格なんですけど、その空気に感化されて、いつもと違う落ち着いた私を撮影していただけたんじゃないかなと思います。
――矢田さんが乃木坂46に興味を持ったきっかけは?
矢田 高1の夏の文化祭で、生徒の希望者が集って文化祭限定のアイドルとして、ステージで踊る演目があったんです。乃木坂46の楽曲を3つ踊ったんですけど、練習するときにYouTubeで、白石麻衣さんが歴代衣装で『ガールズルール』を踊る動画を見て。
――白石さんが74着を着替えながら踊る動画ですね。確かによく参考になりそうです。
矢田 もちろん、同じ秋田県出身の生駒里奈さんがきっかけで乃木坂46のことは知ってたんですけど、動画を見ながら踊っているうちに「衣装もダンスもこんなにすてきなんだ」って知って。だんだんと、乃木坂46の沼にハマっていきました。
――初めて深く触れてみて魅力に気づいた、と。
矢田 あと、文化祭当日にステージから見るサイリウムの景色も忘れられなくて。こんなお仕事ができたら幸せだろうなと思っていたら、数ヵ月後にオーディションの募集があったんです。
――それで応募したんですね。
矢田 いえ、すぐに申し込もうとしたんですけど、もともとの夢や上京する不安を考えると踏み出せなくて。結局、募集最終日......その日は夕方まで模試があって、17時の締め切りの30分前まで悩んでいたんです。
でもそこで、「なんでも諦めがちな自分がずっと迷っているということは、本当にやりたいことなんだ」と気づいて。それで決心して応募しました。
――ちなみに「もともとの夢」とはなんだったんですか?
矢田 小さい頃から医者になりたいと思っていたんです。小さい頃は体が弱くて、病院に行くことが人より多かったんですけど、そんな中で病院は優しい心のよりどころで。私も誰かのよりどころになりたいな、と。
――なるほど。
矢田 そんな夢と迷う中で、五期生の池田瑛紗さん(東京藝術大学在学中。デザイン、美術の分野でも活躍中)が推しになって。アイドルと学業を両立するのは難しいけど、池田さんを見ていて「夢って、ひとつに絞らなくていいんだ」と思ったのも大きかったです。
――絞らなくていい。
矢田 並行してお医者さんを目指すなんて絶対にできないけど、アイドルとして駆け抜けた後も目指したいと思っていたら、それから勉強したらいいって。......加入したてでそんな話をするのも変なんですけど(苦笑)。
――すてきな気づきだと思います。
■同期の信頼がうれしかった――上京して数ヵ月。ホームシックになることはありますか?
矢田 まだあります。料理好きの父が作る夕ごはんが大好きで、学校から帰るときはずっと「今日のごはんは何かな」って考えていたし。ひとりでポツンとごはんを食べていると、実家が恋しくなっちゃいます。
――公式サイトの自己紹介でも書いていましたが、「食事」が本当に好きなんですね。
矢田 一日中食べ物のことを考えてますね。レッスン中もおなかがすくと集中できないので、常に駄菓子を携帯してます。寝る前も2時間くらい、ネットでおいしそうなお店を探していたり。
――2時間リサーチは食いしん坊すぎです(笑)。
矢田 なので同期とごはんに行くとき、いつも私が行きたいお店にしてくれます。
――六期生のお披露目映像が公開されたとき、誰もが矢田さんをアンニュイな人だと思ったはずですが、意外と明るくほんわかしていますよね。
矢田 同期も私の第一印象は「クール系」だったみたいです。でも最近は「ポンコツ」としか言われなくなってます(笑)。
――どんなところがポンコツ?
矢田 よく洋服にご飯をこぼしたり、何もない場所でつまずいたり。妹と弟がいる長女で、両親からはしっかり者と言われてきたんですけど。そんなことなかったのかもしれません。
――4月に行なわれた六期生の初披露イベントで、「昔から『モタモタのもったん』と呼ばれてきた」と話していました。
矢田 意識してチャキチャキ動くようにしているんですけど、着替えや準備すら誰よりもモタモタで。「口は冗舌なのにほかは全部遅い」と言われてます。
でも、ミート&グリート(個別トーク会)ではファンの方からそのギャップをホメていただけて。これからも私のいろんな側面を見せていけたらいいなと思っています。
――六期生初の楽曲『タイムリミット片想い』ではセンターに選ばれました。
矢田 センターと聞いたとき、怖くて泣きそうになりました。ずっと下を向いていたんですけど、隣の立ち位置の森平麗心と瀬戸口心月が「頑張って」と脇をつついてきて。
――下を向く矢田さんを明るくさせようと。
矢田 前を見たら、ほかの8人もニコニコしていたんです。同期みんなが私を信頼してくれていることがうれしかったし、「きっと私に自信がなかったら、みんな一緒に不安になっちゃうな」と思って。今は皆さんの期待に応えたい気持ちでいっぱいです。
――頼もしいですし、同期ともいい関係を築いていますね。最後に、乃木坂46の新メンバーとして、これからの目標をお願いします。
矢田 アイドルとして誰かのよりどころになりたいと思っています。昔から諦めグセがあるというか、自分で限界を決めてしまうタイプだったんですけど、諦めず努力を続けて「誰かを安心させられるアイドル」になりたいです!
スタイリング/今福幸奈 ヘア&メイク/外山友香(mod's hair)
●矢田萌華(やだ・もえか)
2008年1月27日生まれ 秋田県出身
身長161㎝ 血液型=B型
趣味=アニメを見ること、人と話すこと
長所=ごはんをおいしそうに食べること
◯2025年2月、乃木坂46に六期生として加入。発売中の乃木坂46 38thシングル収録の六期生楽曲『タイムリミット片想い』で六期生初のセンターを務める。
乃木坂46公式X【@nogizaka46】
乃木坂46公式Instagram【@nogizaka46_official】
取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/木村和平
記事提供元:週プレNEWS
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