稲垣那奈子、“異色”の経歴 プラチナ世代では6人目V
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<リゾートトラストレディス 最終日◇1日◇グランディ鳴門ゴルフクラブ36(徳島県)◇6585ヤード・パー72>
2000年8月生まれの稲垣那奈子が、プラチナ世代では6人目、1998年度生まれの黄金世代以降の日本選手では36人目のツアー優勝者となった。稲垣以外の優勝者の大半は大学には進まずプロになっており、大卒、しかも女子プロとはさほどなじみのない早稲田大卒の経歴は、極めて異色だ。
早大卒には07年と12年に下部ステップ・アップ・ツアーでそれぞれ1勝した中島真弓がいるが、レギュラーツアー優勝は稲垣が初めて。東京六大学出身としてもツアー初となる快挙となった。
大卒プロには稲垣のほか、日体大の河本結、武蔵丘短大の岩井明愛、千怜の姉妹、通信制の日本ウェルネススポーツ大の稲見萌寧、倉敷芸術科学大に在学中の桑木志帆らがいるが、いずれも在学中からトッププロとして活躍。大学卒業後の23年にプロテストに合格した稲垣は、ここでも一線を画する。
過去の主な大卒プロには東北福祉大の佐伯三貴、東京六大学ではツアー315試合出場の伊藤佳子が慶應義塾大、10年「ヤマハレディース葛城」で2位に入るなど賞金ランク49位でシードを取った綾田紘子が法政大、銀行員から転身して11年のプロテストに合格して話題になった内山久美は立教大を出ている。
また、ツアー通算9勝の中野晶は学習院大、通算6勝の小田美岐は同志社大を卒業。98年の賞金女王で通算18勝の服部道子は愛知淑徳高から米テキサス大に進み、東尾理子は日大から留学した米フロリダ大を卒業している。(文・臼杵孝志)
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