まさか4パット&5パット 16歳・岩永杏奈を襲った2つの試練
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
<リゾートトラスト レディス 2日目◇30日◇グランディ鳴門ゴルフクラブ36(徳島県)◇6585ヤード・パー72>
首位と1打差の3位から出た16歳のアマチュア・岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)が、「76」と崩れた。9番でダブルボギー、18番でトリプルボギーを打ったが、いずれもコブのような傾斜が入り混じる難グリーン上での悪夢だった。
パー5の9番はピン右手前8メートルにオンしたが、バーディパットは傾斜を上り切らなかった。ボールは流されてグリーン右下まで戻ってしまい、痛恨の4パット。
パー4の18番では2打目をピン手前12メートルに乗せたが、上りのバーディパットは傾斜に負けてカップの手前から逆戻りし、グリーンカラーまで転がり落ちた。13メートルのパットはカップを1メートルオーバーし、5打目はカップの横をすり抜け、4打目とほぼ同じ位置まで逆戻り。そこからカップインまで2打を要し、まさかの“5パット”となった。
「後半は耐えて、耐えてだったけど、そんなに悪くなかった。最後の最後にでした。5パットは初めてです」
今大会がツアー出場9試合目。この日を含めてダブルボギーは7度目だが、トリプルボギーは初めて。2ホールで計9パットを叩き、5打を失った。それでも、トータル1アンダー・40位でアマチュア唯一の予選通過を果たした。
首位とは7打差。「あすはしっかりラインを読みたいです」。失意のホールアウト後も気丈に取材に応じた16歳は、決勝ラウンドでのリベンジを期した。(文・臼杵孝志)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。