米男子最終戦のハンディキャップ撤廃 世界1位シェフラーは歓迎「最高の戦いになる」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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PGAツアーは27日、フェデックスカップ・チャンピオンを決める今季最終戦「ツアー選手権」(8月21~24日)のフォーマット変更を正式に発表した。
昨年までは直前のポイントランキングに基づき、最終戦でのスタートにハンデがついていたが、今年はそれを廃止。通常のトーナメントと同じく、出場30人全員がイーブンパーからスタートする。
最終戦の優勝スコアがイーブンパーに近づくように、コースセッティングの難度も調整される。さらに、来年以降は出場資格もより厳しく見直され、“最も出場が難しいトーナメント”として強化していく方針だ。
2019年から昨年大会まではレギュラーシーズン、及びプレーオフ第2戦までのポイント・ランキング上位者に、スコアのハンデが設定されていた。しかし、公平性や見やすさの点で賛否があり、今回ついに撤廃が決まった。
昨年、ランキング1位で迎えたスコッティ・シェフラー(米国)は同大会を制し、初のフェデックスカップ・チャンピオンの座についたが、「とても馬鹿げたフォーマット」と不満を口にしていた。
審議会のメンバーでもあるシェフラーは、「通常のストレートなフォーマットに変更することで、ファンにとってより分かりやすく、選手にとってはよりチャレンジングとなり、最高の戦いになる」と変更を歓迎した。
シェフラーは昨年、フェデックスカップ・チャンピオンの特別ボーナス2500万ドル(約36億円)を獲得している。(文・武川玲子=米国在住)
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