スマホ料金の見直し、やってる?最も節約できた「固定費」トップはこれだった!
物価高騰が続くなか、家計の見直しに取り組んでいる家庭もあるだろう。セレクトラ・ジャパン株式会社が運営する、お金の情報メディア「スマートマネーライフ」では、「固定費」と「変動費」の両面から調査を行い「節約効果の高い項目」を明らかにした。8割以上が効果を感じた項目とは…!?早速、調査結果を見てみよう。

固定費では「スマホ料金」の節約に取り組む人が最多、その節約効果も82%と高い割合を示す

お金の情報メディア「スマートマネーライフ」が2025年5月2日に、この1年で節約につながる家計の見直し・削減を行い、何かしら良い変化や効果があったと感じた450人に、固定費と変動費の「効果のあった節約項目」や「節約を通した意識やライフスタイルの変化」について調査を実施。
固定費とは、スマホ料金やインターネット料金、電気料金・ガス料金、保険料、家賃・住宅ローンなど毎月同じ金額がかかる支出のこと。調査によると、固定費の節約には8割以上の人が取り組んでいて、この中で最も取り組まれている項目は「スマホ料金」だった。スマホ料金は2年縛りの撤廃があったことで、変更手続きが簡単になり切り替えコストもかからず見直せるため、節約効果の実感も82%と高い割合となった。
一方、最も節約効果を実感できたのは、「自動車費(マイカー売却・カーシェアリング活用など)」で88%。自動車費や住居費などの見直しは手間がかかるため取り組む割合は少ないものの、一度見直してしまえば節約効果が高い項目として挙げられる。
変動費で最も節約を実感できた項目は「食費」がトップ

変動費とは、食費や日用品費、趣味・娯楽、交通費など、毎月金額が変わる支出のこと。こういった変動費の節約に取り組んでいる人は9割を超えるが、その中で最も取り組みをした項目と最も節約効果を実感した項目はともに「食費(食材・家族の外食)」で、効果を感じた割合も84%と高かった。
食費は自炊の徹底や外食の頻度の見直しなど、日々の行動で取り組みやすく、工夫もしやすいため、節約効果を実感する人が多いのだろう。
節約効果につながった意識の変化は「見栄や物欲を手放した」が42%で1位に

節約がうまくいった背景には、意識やライフスタイルの変化が関係しているのだろうか。節約の効果を感じた450人に「意識やライフスタイルの変化が節約の効果に関係しているか」と質問すると、368人が「関係している」と回答。具体的にどのような意識の変化があったのかを尋ねると(複数回答可)、「見栄や物欲を手放した」が42%で1位に。2位以下は「健康的な生活を意識するようになった」33%、「他人と比べなくなった」24%だった。最近では、SNSの普及もあって他人の生活が簡単に目に入り、物欲が刺激されやすい環境にある。後から思えば「必要なかった」という買い物も多いのではないだろうか。見栄や余計な物欲を手放すだけで、大きな節約効果が期待できそうだ。
節約を続けるためのコツを尋ねると、「目的や達成感を見える化する」、「本当に必要なものを見極める」、「他人との比較をやめる」、「メリハリ・使うところは使う」といったコメントが集まった。自分に合った節約方法を見つけて、無理なく節約ライフを楽しみたいものだ。
出典:【スマートマネーライフ】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。