ピンクとカンクンの縁 岩井千怜が米ツアー初優勝で身に着けた「ラッキーカラー」
<リビエラマヤオープン 最終日◇25日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
1打差2位から出た岩井千怜が「66」をマークし、逆転優勝を果たした。後続に6打差をつける圧勝。今年から米ツアーに主戦場を移したルーキーが、出場8試合目(うち1試合は推薦出場)で栄冠を手にした。
現地テレビインタビュー、表彰式、優勝会見とすべて“英語”でスピーチをした。「I'm so happy. This victory will give a lot of people dreams and courage.(とてもうれしい。この優勝は多くの人に夢と感動を与えられたと思う)」と話し、日本語での回答を求めらえると、家族への感謝を述べながら涙を流した。
千怜の活躍に現地も大興奮の様子。そして会見では“服装”についての質問も。白のポロシャツにピンクのスカートを着用していた千怜に、現地メディアから『メキシコピンクを知っている?』という質問を投げかけられた。
開催地のメキシコ・カンクンが位置するユカタン半島では、“ピンクラグーン”が有名。赤い色素をもつ藻類と微生物によって鮮やかなピンク色に染まる塩田で、観光スポットになっている。
それを聞いた岩井は「知らなかった」と言ってニッコリ。「ピンクは私のラッキーカラー。最終日はピンクの何かを身に着けている。日本で優勝したときよくピンクの服を着ていたので」と答えた。
日本ツアー8勝目を飾った、今年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は最終日に上下赤(濃いピンク)でプレーし、逆転優勝。ドライバーのヘッドもマゼンタピンクで有名だが、千怜=ピンクがより印象付けられた勝利になった。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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