米女子新規大会はトップランカーが軒並み不在 “フィールド2番手”の竹田麗央は「初日から自分のプレーを」
<リビエラマヤオープン 事前情報◇21日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇6583ヤード・パー72>
1位のネリー・コルダ(米国)、2位のジーノ・ティティクル(タイ)をはじめ、世界ランクトップランカーが軒並み不在のメキシコでの新規大会。13位の西郷真央、14位の古江彩佳もエントリーせず、フィールド最上位は15位につけるチャーリー・ハル(イングランド)という状況だ。そして続く2番手が17位の竹田麗央で、立場的にも本命のひとりに挙げられる。
先週のオープンウィークは、練習のほか、米男子のメジャー大会「全米プロ選手権」も観戦。今週のメキシコ大会を中継するWOWOWのインタビューでは「雰囲気も女子とちょっと違いましたし、松山(英樹)選手だったり、みんな小技がすごく上手だなと思いました」と感想を話した。その男子のメジャー会場では選手たちのバンカーショットにも感銘を受け、「帰ったら練習したい」と刺激を受けていた。いいイメージを頭に描きながら、プレーすることができそうだ。
メキシコの印象は「とりあえず暑いですね」。コースについては、「リゾートっぽいけど、グリーン周りの芝がティフトンだったり、グリーンも芝目が強い。そういう点は難しい」と明かす。さらに海から吹き込む風も難敵。要所要所で、気を引き締める必要がある。とはいえ、総距離は6583ヤードと決して長くはない。「しっかりチャンスにつけて、バーディが取れたらいいですね」と、伸ばすゴルフを意識する4日間になりそうだ。
ルーキーイヤーの今季は3月の「ブルーベイLPGA」で優勝。直近2試合も5位、8位タイになるなど、10試合でトップ10にも5度入っている。そして来週はメジャー第2戦の「全米女子オープン」も待っている。4月の「シェブロン選手権」は59位と思うような結果が残せなかっただけに、そこに向けてもさらに状態を上げていきたい。
だが、この“前哨戦”も、まずは目の前のプレーに集中。日本勢もわずか5人で、下部ツアーの選手も多くエントリーする普段とは異なる雰囲気だが「今週は今週として、しっかり初日から自分のプレーができたら」と意気込んだ。
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