【73歳スイス夫婦が壮大な自転車旅】しまなみ海道を爆走!かかあ天下が炸裂!?:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。今回のテーマは、「YOUの初体験がいっぱいですタイ!SP」。初体験にワクワク&ハラハラするYOUがいっぱいの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

【2023年6月19日放送】
空港で声をかけたのは、スイスから自転車旅をしにやって来たウィリーさん(当時73歳)と妻・リラさん(当時73歳)夫婦。
尾道市(広島)をスタート後、「しまなみ海道」を渡って四国を巡り、九州に入ったら長崎へ。そして関門トンネルを通って山口と島根を網羅する、3カ月にわたる壮大な自転車旅だ。
ご高齢ながら、地元スイスでは毎日のように自転車を乗り回し、ヨーロッパでも1週間程度の自転車旅を経験済みというアクティブさ。とはいえ、共に73歳。「私たちもう年だから、体が動く内に欧州以外でチャレンジしたかったの。スイスにとどまらずに、人生楽しまなくちゃね」と、本音を明かす。気になるのでついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

3日後、尾道市で夫婦と再会。ゴールは島根の縁結びの神・出雲大社だ。
キャンプ用品やテント、洋服、食料、修理用品などの大荷物を二人で分け、リラさんは30㎏、ウィリーさんは50㎏を自転車に乗せて準備完了。かなり重たそうだけど、夫婦で「On y va!(さぁ行こう!)」と声をかけ、いざ出発~!
予定のコースを快調に進み、しまなみ海道では絶景を満喫しながら横断。しまなみ海道とは、尾道(広島)から今治(愛媛)、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を橋で結ぶ全長約70㎞の海の道。世界のサイクリングコース7選にも選出されるなど、日本が誇るサイクリストの聖地だ。

リラさんが目的地を決めて先頭を走行、ウィリーさんは後ろからナビゲートするのが旅のルール。リラさんが「向かい風がきつい」と訴えれば、ウィリーさんは先頭に出て、風よけ役も買って出る。
しかし、時には速く漕ぎすぎてリラさんと離れ、風よけにならないという失敗も。「走行スピードを合わせるように」と、リラさんから怒られてしまった。
再びリラさんが先頭を走り始めると、今度はウィリーさんが「リラ!」と何度も呼びかける。気づいて戻ったリラさんに「道が違う」と伝えると、「早く言いなさいよ」とまたしても怒られる展開に。原因を説明しようとするが、リラさんは「言い訳しない」とピシャリ。

また、走行中にリラさんが気になった日本家屋などを、指示されるがままウィリーさんが撮影。どうやら夫婦は、なかなかの“かかあ天下”のようだ(笑)。

出発から3時間後の12時30分、しまなみ海道の「生口島」でランチタイム!
眺めの良いベンチに座り、昨晩スーパーで買ったお寿司のパックを開ける。もちろん面倒なパック開封もウィリーさんの仕事で、リラさんは「中を崩さずうまく開けてよ!」と指示。しかしウィリーさんは「面倒なことをすれば、余計にお腹も空いて美味しいさ」と、息はピッタリだ。リラさんが食べる巻き寿司をウィリーさんが欲しがると、そこは拒否されることなくOK。

かかあ天下の夫婦は、お互いどんなところに惹かれたのか?
「私は穏やかな人が好きなの」というリラさんに、「僕は彼女の明るく行動的なところに惹かれた」と返すウィリーさん。
そんな2人の出会いは20歳の時、共通の友人のホームパーティーだった。その後は仲間同士で肌寒い春先の湖にハイキングへ行き、誰かが泳ごうと提案。しかし気温5℃でみんな尻込みしていると、リラさんが先頭切って泳ぎ始めたそうだ。
自身とは対称的な行動力に惹かれたウィリーさんは勇気を振り絞って告白し、2年交際して23歳で結婚。リラさんは「違いがあるから私たちはうまくいったんだと思う」と分析する。
そして子どもたちが手を離れると、やっぱりリラさんの発案で自転車旅をスタートさせた。今回は結婚50年を記念して、リラさんの念願だった日本へ。

出発から7時間後の午後4時30分、テントを張ってひと晩を過ごす「瀬戸田サンセットビーチ キャンプ場」に到着。
しかし、テントの設置場所は駐車場のすぐそば。車の音が気になって眠れないと心配するリラさんのために辺りを物色し、駐車場から離れた砂浜の近くに屋根付きデッキを発見。ここなら安心ということで、早速ウィリーさんに料金の支払いに行くよう指示する。
言われた通りに行動する忠実なウィリーさんだが、キャンプ場のスタッフから「デッキはバーベキュー専用で、宿泊はNG」と断られてしまった。気乗りしないがリラさんに報告すると、やむなく規定の場所でテントを張ることに。しかし! 今度はスタッフに宿泊料金を聞いてこなかったため、「なんでさっき行った時に聞かないのかしら!」とまたしても指摘が。
怒られたウィリーさんは「これが僕の人生さ」と、苦笑する(笑)。
ウィリーさんがテントを張る間、リラさんは美しい景色を撮影。30分後、テントに入った夫婦と一旦お別れし、九州旅での再会を約束した。

しかし5日後、夫婦からメールが。「やっぱり夫婦2人旅なので、2人の時間を大切に満喫したいと思う」とのことで、密着は断念することに。
その後、旅の報告をもらったが、四国と九州を堪能しすぎたため、時間切れでゴールの出雲大社にはたどり着けなかったそうだ。
ウィリーさん、リラさん、夫婦仲良く、また日本へ旅しに来てね!

【2023年6月19日放送】
空港で声をかけたのは、スイスから自転車旅をしにやって来たウィリーさん(当時73歳)と妻・リラさん(当時73歳)夫婦。
尾道市(広島)をスタート後、「しまなみ海道」を渡って四国を巡り、九州に入ったら長崎へ。そして関門トンネルを通って山口と島根を網羅する、3カ月にわたる壮大な自転車旅だ。
ご高齢ながら、地元スイスでは毎日のように自転車を乗り回し、ヨーロッパでも1週間程度の自転車旅を経験済みというアクティブさ。とはいえ、共に73歳。「私たちもう年だから、体が動く内に欧州以外でチャレンジしたかったの。スイスにとどまらずに、人生楽しまなくちゃね」と、本音を明かす。気になるのでついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!

3日後、尾道市で夫婦と再会。ゴールは島根の縁結びの神・出雲大社だ。
キャンプ用品やテント、洋服、食料、修理用品などの大荷物を二人で分け、リラさんは30㎏、ウィリーさんは50㎏を自転車に乗せて準備完了。かなり重たそうだけど、夫婦で「On y va!(さぁ行こう!)」と声をかけ、いざ出発~!
予定のコースを快調に進み、しまなみ海道では絶景を満喫しながら横断。しまなみ海道とは、尾道(広島)から今治(愛媛)、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を橋で結ぶ全長約70㎞の海の道。世界のサイクリングコース7選にも選出されるなど、日本が誇るサイクリストの聖地だ。

リラさんが目的地を決めて先頭を走行、ウィリーさんは後ろからナビゲートするのが旅のルール。リラさんが「向かい風がきつい」と訴えれば、ウィリーさんは先頭に出て、風よけ役も買って出る。
しかし、時には速く漕ぎすぎてリラさんと離れ、風よけにならないという失敗も。「走行スピードを合わせるように」と、リラさんから怒られてしまった。
再びリラさんが先頭を走り始めると、今度はウィリーさんが「リラ!」と何度も呼びかける。気づいて戻ったリラさんに「道が違う」と伝えると、「早く言いなさいよ」とまたしても怒られる展開に。原因を説明しようとするが、リラさんは「言い訳しない」とピシャリ。

また、走行中にリラさんが気になった日本家屋などを、指示されるがままウィリーさんが撮影。どうやら夫婦は、なかなかの“かかあ天下”のようだ(笑)。

出発から3時間後の12時30分、しまなみ海道の「生口島」でランチタイム!
眺めの良いベンチに座り、昨晩スーパーで買ったお寿司のパックを開ける。もちろん面倒なパック開封もウィリーさんの仕事で、リラさんは「中を崩さずうまく開けてよ!」と指示。しかしウィリーさんは「面倒なことをすれば、余計にお腹も空いて美味しいさ」と、息はピッタリだ。リラさんが食べる巻き寿司をウィリーさんが欲しがると、そこは拒否されることなくOK。

かかあ天下の夫婦は、お互いどんなところに惹かれたのか?
「私は穏やかな人が好きなの」というリラさんに、「僕は彼女の明るく行動的なところに惹かれた」と返すウィリーさん。
そんな2人の出会いは20歳の時、共通の友人のホームパーティーだった。その後は仲間同士で肌寒い春先の湖にハイキングへ行き、誰かが泳ごうと提案。しかし気温5℃でみんな尻込みしていると、リラさんが先頭切って泳ぎ始めたそうだ。
自身とは対称的な行動力に惹かれたウィリーさんは勇気を振り絞って告白し、2年交際して23歳で結婚。リラさんは「違いがあるから私たちはうまくいったんだと思う」と分析する。
そして子どもたちが手を離れると、やっぱりリラさんの発案で自転車旅をスタートさせた。今回は結婚50年を記念して、リラさんの念願だった日本へ。

出発から7時間後の午後4時30分、テントを張ってひと晩を過ごす「瀬戸田サンセットビーチ キャンプ場」に到着。
しかし、テントの設置場所は駐車場のすぐそば。車の音が気になって眠れないと心配するリラさんのために辺りを物色し、駐車場から離れた砂浜の近くに屋根付きデッキを発見。ここなら安心ということで、早速ウィリーさんに料金の支払いに行くよう指示する。
言われた通りに行動する忠実なウィリーさんだが、キャンプ場のスタッフから「デッキはバーベキュー専用で、宿泊はNG」と断られてしまった。気乗りしないがリラさんに報告すると、やむなく規定の場所でテントを張ることに。しかし! 今度はスタッフに宿泊料金を聞いてこなかったため、「なんでさっき行った時に聞かないのかしら!」とまたしても指摘が。
怒られたウィリーさんは「これが僕の人生さ」と、苦笑する(笑)。
ウィリーさんがテントを張る間、リラさんは美しい景色を撮影。30分後、テントに入った夫婦と一旦お別れし、九州旅での再会を約束した。

しかし5日後、夫婦からメールが。「やっぱり夫婦2人旅なので、2人の時間を大切に満喫したいと思う」とのことで、密着は断念することに。
その後、旅の報告をもらったが、四国と九州を堪能しすぎたため、時間切れでゴールの出雲大社にはたどり着けなかったそうだ。
ウィリーさん、リラさん、夫婦仲良く、また日本へ旅しに来てね!
記事提供元:テレ東プラス
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