マリリン・モンロー ケネディ大統領への誕生日ソング 伝説の瞬間 ドキュメンタリー本編映像
2025年5月30日より劇場公開される、マリリン・モンローの人生を捉えたドキュメンタリー映画「マリリン・モンロー 私の愛しかた」から、秘密の関係がウワサされていたジョン・F・ケネディ大統領の誕生祝賀会で、「Happy Birthday, Mr. President」と歌うマリリン・モンローの姿を収めた、本編映像が公開された。
映像では、マリリンの里親の娘ナンシー・ボーレンダーが、当時、精神的に不安定になっていたマリリンの様子を振り返るインタビューから始まり、舞台上で「Happy Birthday Mr. President(大統領、お誕生日おめでとう)」と妖艶に歌うマリリンの姿が映し出される。そして、マリリンの終焉の幕開けを暗示するかのように、ケネディ大統領がシークレットサービスからマリリンとの連絡を絶つように忠告されたことが明かされる。
20世紀を代表する歴史的シーンの1つであるジョン・F・ケネディ大統領の45歳の誕生祝賀会は、彼の誕生日より10日ほど早い1962年5月19日に開催された。このイベントで最も注目を集めたのは、2500個ものラインストーンがちりばめられた“伝説”のドレスを身にまとって登場したマリリン・モンロー。このイベントの2カ月半後にマリリンが謎の死をとげたことで、テレビで全国放送されたこの歌唱は、マリリンが最後に重要な公の場に姿を現した機会となり、多くの人々の記憶に焼きつけられた。
「マリリン・モンロー 私の愛しかた」は、親の愛に恵まれなかった幼少期や性的虐待の傷を乗り越え、モデルとしてキャリアをスタートさせたマリリン・モンローを追ったドキュメンタリー。女優を夢見る頃の初々しいマリリンの姿から、典型的なセクシーブロンドのイメージを払しょくできずにいる大スターの苦悩、スキャンダラスな私生活、そして謎多き死の真相にも新たな見解で迫る。
若い頃に恋人関係だったトニー・カーティス、バックダンサーとして撮影現場に参加したジョージ・チャキリス、「紳士は金髪がお好き」で共演したジェーン・ラッセル、俳優でありコメディアンのジェリー・ルイスなどのスターたちが語るマリリンとの思い出、元恋人や幼い頃に預けられていた里親の娘など近親者への貴重なインタビュー、伝記作家や心理学の専門家による分析などを通じて、孤独な少女「ノーマ・ジーン」(本名)が大スター「マリリン・モンロー」になるまでの歩みを、約12年の歳月をかけた徹底したリサーチと取材を基にたどるドキュメンタリー映画となっている。

【作品情報】
マリリン・モンロー 私の愛しかた
2025年5月30日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー
配給:彩プロ
©2023-FRENCH CONNECTION FILMS
記事提供元:映画スクエア
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