今季初メジャーの中島啓太がR・マキロイと“急遽”練習ラウンド 「びっくりしました」
<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇14日◇クェイルホローC(米国)◇7626ヤード・パー71>
DPワールド(欧州)ツアーを主戦場にする中島啓太が、昨年7月の「全英オープン」以来となる今季自身初のメジャーに出場する。10日(土)には現地入りを済ませ、11日(日)からコースで練習を行っている。この日、10番から練習ラウンドを行おうとすると、まさかの“大物”とのラウンドが実現された。
中島が10番のティイングエリアに向かうと、今季メジャー初戦の「マスターズ」で“キャリアグランドスラム”を達成したローリー・マキロイのキャディバッグが置かれていた。そして急遽、同組でのプレーが実現。ラウンド中は会話を交わす姿もあった。
今年のオフシーズン中の1月に日本で行われたテーラーメイドゴルフのイベントでは、昨年の最終戦で「後ろの組にローリー・マキロイ選手がいて、本当にキャリーの場所が違うのでびっくりしました」と世界トッププレーヤーから刺激を受けたことを明かしていた。
そんなマキロイとのラウンドを終えると「びっくりしました」とただただ驚き。他には22歳のトム・マキビン(北アイルランド)、欧州ツアー通算5勝のラスムス・ホイガード(デンマーク)の姿もあり、“濃い” 9ホールを過ごした。
今年は8試合に出場したうち予選落ちは3回喫しているが、2位が2回と好成績も残している。「体も痛みはどこもないし調子も悪くないので、やっていけるとは思う。ただ予選落ちも何度かありますし、いい時と悪い時の差が激しいので、そこだけ唯一、不安要素だと思います」と不安も抱えるが、ゴルフの調子が悪くないこともあり前向きな姿勢を見せる。
ラウンド後はパッティンググリーンにて最終調整に励む。初日は日本時間16日(金)の午前3時42分の最終組でスタートを迎える。
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