Z世代の9割がインスタのフィード投稿に抵抗感!「消えない」「印象が気になる」が理由に【サークルアップ調べ】
王道のSNSとして利用されている「Instagram」。フィード投稿のほか、ストーリーやリール動画などさまざまな投稿方法がありますが、Z世代はどの方法で楽しんでいるのでしょうか。今回は、「『Instagramフィード投稿への抵抗感』に関する調査レポート」を見ていきましょう。
Z世代の9割がInstagramのストーリー投稿よりもフィード投稿に抵抗感あり
株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、現役大学生300人を対象に「『Instagramフィード投稿への抵抗感』に関する調査レポート」を発表。
まずはじめに、「自身のInstagramアカウントの利用方法」を質問すると、60%が「ストーリー投稿ばかりする」と回答し、フィードのみ、またはフィードとストーリー投稿をする学生は16%にとどまる結果となりました。

ではZ世代にとって、フィード投稿は抵抗感を持つものなのでしょうか。そこで、「フィードとストーリー投稿を比べどちらにより抵抗感があるか」を質問すると、90%の学生が「フィード投稿に抵抗がある」と回答しました。
一方で「フィード投稿をすることに抵抗がありますか?」という質問では、「抵抗感がない」と答えた人は44%に。ストーリー投稿と比べるとフィード投稿の方が圧倒的に抵抗感を持っているものの、単体で見るとフィード投稿へ抵抗感を持つ人は半数以下にとどまっています。
ちなみに、「ストーリー投稿」に関する抵抗感をたずねたところ、「抵抗感がある」との回答は31%でした。
フィード投稿をしないのは「一日で消えないから」

次に、フィード投稿に対して抵抗感を感じる理由をたずねると、「一日で消えないから」がもっとも多い回答になりました。また、「他に投稿している人が少ないから」「承認欲求が強いと思われそう」といった回答も見られ、他の人へ与える印象に敏感であることがわかります。
Z世代にとってのSNS投稿は、投稿内容だけでなく投稿形式によって与える印象の違いも重要なのかもしれません。
Instagramの閲覧においても「ストーリー」が多い

続いて「フィード・ストーリーの閲覧頻度」をたずねると、ストーリー投稿を閲覧する割合が86%だったのに対し、フィード投稿の閲覧は53%で大きな差が見られました。投稿側だけでなく“見る側”もストーリーが主流になっているようです。
BeRealへの投稿に抵抗感がある人は約3割! Instagramとの違いは?

続いて、勢いのあるSNS「BeReal」において、投稿に対する抵抗感はあるのか調査しました。その結果、抵抗感を感じる学生はInstagramにおけるストーリーの結果に近い32%となっています。

内外カメラ両方の発信を強制されたり、投稿のタイミングも選びづらかったりなど、一見抵抗感を感じやすそうなBeReal。Instagramのフィード投稿に抵抗感を持つ学生が多い中、なぜBeReal投稿への抵抗感は少ないのか調査したところ、「一日で消えるから」という回答がもっとも多く見られました。
一日で消えないInstagramのフィード投稿との違いが、抵抗感が薄い理由となっているのでしょう。他にも、「みんながやっているから」「毎日の習慣になっているから」という声が寄せられています。
本調査から、Z世代は「気軽さ」「共感性」「習慣化」を求めてSNSを利用していることが明らかになりました。写真や動画を残すのではなく、その時々を楽しむSNSが今後主流となっていくのかもしれません。
出典:【株式会社RECCOO】
※サムネイル画像(Image:miss.cabul / Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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