LIVのスターも集結、20歳以下は超お得! あす開幕、日本初開催インターナショナルシリーズの見どころは?
<インターナショナルシリーズ・ジャパン 事前情報◇7日◇カレドニアンGC(千葉県)◇7116ヤード・パー71>
あす8日(木)から、アジアンツアーのインターナショナルシリーズ第3戦日本大会が千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブ(山武郡横芝光町長倉1658)で開催される。ここに世界のトッププロゴルファーが集結。日本選手も多数出場し、しのぎを削る。日本でインターナショナルシリーズが行われるのは、今回が初めてのこと。では、そのポイントは?
■LIVゴルフと密接なインターナショナルシリーズ
まず、今回の『インターナショナルシリーズ』とはいったいどんなものなのか? これはLIVゴルフがスタートした2022年に創設され、アジアンツアーのカレンダーのなかに組み込まれた。今年はインド、マカオ、日本、モロッコ、インドネシア、カンボジア、フィリピン、香港、シンガポール、サウジアラビアの10カ国で開催。シリーズと銘打たれているだけありポイントレースも実施され、年間1位になると来年のLIVゴルフ出場権が与えられる。
■賞金も高額!
高額賞金でも話題のLIVゴルフと密接とあって、やはりビッグマネーがかけられる。賞金総額は10戦すべて200万ドル(約2億8800万円)。通常のアジアンツアーの大会の最高額が100万ドル(約1億4400万円)という点を見ても破格だ。
■出場選手は?
LIVゴルフ、アジアンツアーを戦う選手のみならず、開催国の日本にも出場枠が付与された。注目のひとりは、初のインターナショナルシリーズを戦う国内通算21勝の石川遼だろう。この他にも、池田勇太や、今平周吾、比嘉一貴の賞金王経験者、海外ツアー経験豊富な谷原秀人や小平智、そして杉浦悠太、蝉川泰果、河本力、清水大成、米澤蓮、生源寺龍憲といった新進気鋭が名を連ねる。LIVゴルフを主戦場にする香妻陣一朗も参戦する。
海外勢も強力。昨年の同シリーズ2勝のピーター・ユーラインや、昨年のアジアンツアー・オーダー・オブ・メリット(ポイントランキング)王者ジョン・キャトリンらが来日。2021年東京五輪代表のミト・ペレイラ(チリ)や、米男子ツアー1勝のルーカス・ハーバート(オーストラリア)といった、LIVゴルフの強豪もプレーする。
■選手の意気込みも高い!
23年の日欧共催大会で優勝しているハーバートは、「日本で開催されるなんて最高だね」と今回の試みに大賛成だ。 LIVゴルフのイベント責任者、ロス・ハレット氏は、「日本という新境地で初の大会を開催することは、画期的でありLIVゴルフにとって重要な一歩になる。この歴史的デビューは、LIVゴルフとインターナショナルシリーズの活躍範囲を拡大する」と意欲を示している。
■会場は過去にメジャー大会も開催
J・マイケル・ポーレット氏が設計し、1990年10月7日に開場。今年が35年目のコースは、2000年には男子のメジャー大会「日本プロゴルフ選手権」も行われている。ベント芝の1グリーンで「スコットランド指向の戦略型コース」が基本理念。米国的デザインの中にリンクスが再現されてる。
■えっ、観戦無料も??
強豪海外選手を日本勢が迎え撃つ戦いは、もちろん観戦も可能だ。チケットも発売中で、なんと予選ラウンド2日間は観戦無料(※チケット登録が必要)という“太っ腹”。決勝ラウンドの10日、11日は各日5000円、4日間通しチケットは8000円という価格設定になっている。さらに2万5000円の18番ホ-ルVIPラウンジ付きチケットというものも販売。また20歳以下は全日入場無料というのも見逃せない。ぜひ、スケジュールや、観戦の仕方も迷いながら、現地に足を運んでみるのはいかがだろうか?
【観戦するには?】※20歳以下は全日入場無料
〇観戦チケット
5月8日(木)観戦無料(チケット購入サイトでの登録、QRコードのDLが必要)
5月9日(金)観戦無料(チケット購入サイトでの登録、QRコードのDLが必要)
5月10日(土)5000円
5月11日(日)5000円
〇4日間共通チケット
8000円
〇18番ホールVIPラウンジ付きチケット(ドリンク2杯付き)
2万5000円
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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