小西たかのりがうれしい初V!クラブは契約外でタイトリスト製が11本【勝者のギア】
<前澤杯 最終日◇27日◇MZ GOLF CLUB(千葉県)◇6652ヤード・パー70>
国内男子ツアー新規大会の最終日は、トップタイで出た33歳・小西たかのりが4バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル17アンダーで悲願のツアー初優勝を果たし、賞金4000万円を獲得した。
17番ホールのロングパットを勝因の一つに挙げた小西は「15メートルくらい。“入っちゃった!”という感じでした」と驚く。ボールはタイトリスト契約だがクラブは契約外で同社製を11本も使用しており、勝因の2つ目に挙げたのは「タイトリストの46度と9番アイアン。(セカンドでその番手の)距離がけっこう残ったので」と話していた。
ウッドシャフトについて尋ねると「初代ベンタスブラックが出てからずっと使ってます。しっかり振れるのが気に入ってます」とのこと。また、ヤマハの3W『RMX VD』に関しては「球が上がって飛んでくれる。2年前からずっと使っていて他も探しつつも、結局あれに戻ってしまう」と手放せない1本のよう。フジクラのツアー担当者は「今週も様々な3Wヘッドを試していた」と明かす。
「1Wの『ベンタスTRブルー6X』は2023年からで、以前は『ベンタスブラック6X』でしたが、これより少ししなりが感じられる『TRブルー』がハマっています。2023年からシャフトはほぼ同じで、色んなクラブを試すのが好きな選手なので、基本この2機種でヘッドを試してますね。今週も3Wの球を上げたいと、シャフトは『ベンタスブラック』で数社のヘッドをテストしていました」(フジクラツアー担当)
また、アクシネットジャパンインクは、開幕戦に続いて今大会もFWとパターを除く「6カテゴリーで使用率No.1を獲得しました」と報告する。中でもウッド型UTの使用率No.1を押し上げるのが多数の契約外選手たちで、意外にも男子で『GT1』が4名、『GT2』は小西を含めて7人と、両機種で計5人が契約外使用だった。
【小西たかのりのセッティング】
1W:タイトリスト GT2(9.0°ベンタスTRブルー6X)
3W:ヤマハ RMX VD(15°ベンタスブラック7X)
5W:キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE(18°ベンタスTRブルー7X)
4U:タイトリスト GT2(21°ベンタスブラックHB 9TX)
5I~9I:タイトリスト T150(プロジェクトX LZ 6.5/125g)
46,50,56°:タイトリスト Vokey SM10(〃)
60°:タイトリスト Vokey ウェッジワークス(〃)
PT:オデッセイ Ai-ONE JAILBIRD MINI S
BALL:タイトリスト PRO V1x
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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