理由は「気分!」 古江彩佳がメジャーでパターを“マイナーチェンジ”
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<シェブロン選手権 初日◇24日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6911ヤード・パー72>
昨年7月「アムンディ・エビアン選手権」に続くメジャー2冠を目指す古江彩佳は、“赤字”で滑り出した。4バーディ・3ボギーの「71」で、1アンダー・暫定24位タイ。6911ヤードという長いセッティングで、粘り強くスコアをまとめた。
イーブンで折り返した直後の1番をボギーとしたが、4メートルにつけた3番パー3、4番パー5を連続バーディとしてアンダーにもぐった。その4番では、3打目で50度と54度ウェッジの二択で熟考。「手前にはショートしたくなかった。後ろに木があるので、風がちゃんと当たってくれるのか、くれないのかっていう際どいジャッジ。風を信じて打ちました」と上の番手を選び、スピンバックで2メートルに寄せた。
メジャーにもかかわらず、クラブに変化も加えていた。エースパターは、サイトラインがドットになった特注のテーラーメイド『スパイダーX』だが、きょうは同じ『スパイダー』シリーズの新モデルを使った。見た目は大きく変わらない“マイナーチェンジ”だが、大舞台での思い切りの良さには驚かされる。
理由を尋ねると「うーん……気分!」と笑う。「大きく変わったかというと、変わっていない。新しいものは良いな、と思うので、それを信じて。合えばいいかなと替えました」と話した。
「しんどいゴルフ」と一日を振り返りながらも、最後までしっかり耐えた。「かみ合わせがうまくいかなかったけど、ショット自体はそこまで悪くなかった。集中して、アンダーで回れるように頑張りたい」と2日目を見据えた。(文・笠井あかり)
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