「ボギーは打つけど少なめで」 勝みなみはシェブロンで2年連続好発進
<シェブロン選手権 初日◇24日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6911ヤード・パー72>
今年もテキサスとは好相性かもしれない。昨年大会で日本勢最上位の9位に入った勝みなみは、7バーディ・4ボギーの「69」でプレー。3アンダー・暫定10位タイにつけた。
2番では、残り170ヤードからフォローの風に乗せて1メートルにつけた。そこから3連続バーディの会心スタート。ただ、本人は「バーディもくれば、ボギーもくる感じ。もったいないボギーが多かった」と悔しさをにじませた。ドライバーのブレは許容範囲だったが、アイアンが本調子ではなかった。「ミスしちゃいけないところにミスしちゃっていた」と、パーオン率は61%(11/18)に留まった。
それでも、パー5すべてでバーディを奪うなど、取るべきところでしっかり伸ばした。「スコアを伸ばすためには(バーディが)必要。それができているのは自信になるし、ボギーを減らせばもっと上位に行けるので、頑張りたい」とロスを減らすことを目指す。
メジャーでの上位争いに一層の気合いを入れる理由もある。5月19日付けの世界ランキング上位75位に入れば、メジャー第2戦「全米女子オープン」(5月29日開幕、米ウィスコンシン州エリンヒルズGC)が得られる。勝は現在88位。ポイントが高い今大会を含む3試合で順位を上げ、予選会出場を回避したい。
昨年も2打差2位と好スタートを切っており、今回も順調な滑り出しとなった。「ティショット次第で狙える、狙えないになったり、池も絡んでくる。できるだけ自分を信じたい。ボギーは打つけど、(なるべく)少な目で回りたい」。現時点でトップと4打差。上位をキープし、週末に向けて勢いを加速させたい。(文・笠井あかり)
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