持ち家所有者にアンケート調査 どれくらいの広さの家に住んでいるのか?その満足度は?

「狭いながらも楽しいわが家」という言葉をそれなりに共感を持って受け入れられてきた感がある日本。家は広い方がいいと思っている人が多いのか──そうした思いなどを探る調査を、MEMOCO(東京)はゼロリノベと合同で実施した。「持ち家所有者を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査は、持ち家所有者の男女1027人(男性413人、女性614人)を対象に行われた。調査期間は、2月1日〜4月7日。
まず、現在の住まいの平米数を聞くと、今回の回答者は、25平米未満(約15畳未満):約3%、25〜30平米未満(約15〜16畳):約6%、30〜40平米未満(約16〜21畳):約10%、40〜60平米未満(約21〜32畳):約19%、60〜80平米未満(約32〜43畳):約28%、80〜100平米未満(約43〜54畳):約15%、100平米以上(約54畳):約19%という結果で、「60〜80平米未満」(約32〜43畳)が最も多かった。
この住居面積を居住人数別で集計してみると・・・
1人暮らし:住居面積が「30〜40平米未満」の割合が約19%、「40〜60平米未満」と「60〜80平米未満」がそれぞれ約31%と多くを占めていた。
2人世帯:「60〜80平米未満」が約43%と最も多く、「40〜60平米未満」が約18%、「30〜40平米未満」が約15%だった。
3人世帯:「40〜60平米未満」と「60〜80平米未満」が約30%、「80〜100平米未満」が約16%となり、比較的広い住居に住んでいる傾向がある。
4人世帯:「60〜80平米未満」が約34%、「80〜100平米未満」が約28%と、さらに広めの住居が多い。
5人世帯:「60〜80平米未満」が約44%と最も多く、「80〜100平米未満」が約25%となり、住居面積の広さがさらに増す。
人数が多くなればなるほど、面積が増えるという、想定通りの結果となったが、それでは、その満足度はどうかというと、「今のままでよい」(約45%)、「広くしたい」(約11%)、「もう少し広くしたい」(約32%)、「狭くしたい」(約4%)、「もう少し狭くしたい」(約8%)という結果となり、約4割の人が現状よりも広くしたいと考えているようだ。反対に狭くしたいと思っている人が少なからずいた。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。