ローリー・マキロイが11度目挑戦 これまでのキャリアグランドスラム達成者は?
<マスターズ 3日目◇12日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
全米オープン、全米プロ、全英オープン、そしてマスターズ――。海外メジャー4大会すべてを制することを“キャリアグランドスラム”と呼ぶ。2打リードの単独首位で最終日に入るローリー・マキロイ(北アイルランド)が今大会で優勝すれば、その偉業が達成される。
これまでキャリアグランドスラムを成し遂げたのは5人。ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、そしてタイガー・ウッズだ。ちなみに、生涯アマチュアとして活躍したボビー・ジョーンズは、アマチュア4大メジャーをすべて制している。
マキロイのメジャー初制覇は2011年の全米オープン。12年に全米プロ、14年に全英オープンで勝利し、キャリアグランドスラムに王手をかけた。しかし、その後はマスターズに10度出場しているものの、いまだタイトルには届いていない。14年の全英オープンを最後に、メジャー優勝からも遠ざかっている。
マスターズでの自己最高位は、2022年大会の単独2位。最終日に「64」を叩き出して首位のスコッティ・シェフラー(米国)を猛追したが、3打及ばず涙をのんだ。
そして迎える、11度目のキャリアグランドスラム挑戦。マキロイはブライソン・デシャンボー(米国)に2打リードで最終日を迎える。悲願のグリーンジャケット獲得で、歴史にその名を刻むことができるか。
【キャリアグランドスラム達成者(左から順にマスターズ、全米、全米プロ、全英の初優勝年)】
ジーン・サラゼン(1935年、1922年、1922年、1932年)
ベン・ホーガン(1951年、1948年、1946年、1953年)
ゲーリー・プレーヤー(1961年、1965年、1962年、1959年)
ジャック・ニクラス(1963年、1962年、1963年、1966年)
タイガー・ウッズ(1977年、2000年、1999年、2000年)
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