4月11日は「ガッツポーズ」の日! ゴルフシーンの最高の瞬間を写真で振り返る
4月11日は「ガッツポーズの日」。勝利を表現するしぐさとして、ゴルフのトーナメントでも見かける「ガッツポーズ」だが、その由来は1974年4月11日に開催された「ボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ」にあるという。
ガッツ石松選手がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレス選手に挑戦し、8回KO勝ちして王座を奪った試合として有名だが、そのとき、両手を掲げて喜ぶガッツ石松選手の姿を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現。これが広まり、勝利や喜びを表すしぐさとして一般的となった。
ゴルフで「ガッツポーズ」といえば、まず思い浮かぶのがメジャー3勝・米ツアー通算11勝を挙げたペイン・スチュワート(米国)。ハンチング帽とニッカボッカをはきこなすスタイルがとても印象的で、ファンの多い選手だった。
99年にパインハーストで行われた「全米オープン」では、前年に逆転負けを喫した雪辱を果たし、タイガー・ウッズやフィル・ミケルソンを抑えて優勝。18番の難しいパーパットを決めた際に見せた拳を突き出すガッツポーズは、忘れられない名シーンとなっている。
印象深いガッツポーズといえば、今まさに開催中の「マスターズ」で、19年にタイガー・ウッズが復活優勝を果たしたシーンも有名だろう。彼を象徴する赤いポロシャツに黒のパンツ姿で、雄叫びを上げながら両手の拳を突き出した「ガッツポーズ」に、世界中のファンが熱狂した。
そして忘れてはならないのが、21年に日本人初のマスターズ勝者となった松山英樹の「ガッツポーズ」。クールにプレーする印象が強い松山だが、勝利後にグリーンジャケットを授与されると、笑顔を浮かべながら両手を高らかに天に掲げた。
現在開催中のマスターズでは、初日、1オーバーの38位発進と出遅れたが、粘り強いゴルフで巻き返しを図り、また、力強い「ガッツポーズ」を見せてほしいところだ。
ちなみに、ラウンド中のイライラや、ミスショットを次のホールに引きずらないためにも、プレーが上手くいったときは「ガッツポーズ」をして感情を素直に表現したほうがいい。自己肯定することで攻めの姿勢を生み出すことができ、マイナスな気持ちを打ち消すことができる。
24年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、5年ぶりにツアー2勝目を挙げた河本結も、過去の取材で「ガッツポーズで自分を鼓舞します」と話していた。メンタルをいい状態に保つという点でも「ガッツポーズ」は効果的だ。
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