「AnimeJapan 2025」感動の涙も!「ひみつのアイプリ」「プリンセッション・オーケストラ」公開収録を徹底リポート
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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2025年3月22日(土)、23日(日)、世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」が東京ビッグサイト東展示棟にて開催。
▲左から美山加恋、井上裕介(NON STYLE)
「テレ東プラス」では、2日間にわたって行われた「あにレコTV」(MC:井上裕介(NON STYLE)、美山加恋)の公開収録の模様を徹底リポート。
今回は、4月6日(日)あさ9時から、連続4クールで放送を開始する「プリンセッション・オーケストラ」、「ひみつのアイプリ」(毎週日曜あさ9時30分)のステージを紹介する。
【動画】「あにレコTV」公開収録ステージ「プリンセッション・オーケストラ」
▲左から、藤本侑里、葵あずさ、橘 杏咲
「プリンセッション・オーケストラ」から、葵あずさ(空野みなも/プリンセス・リップル/役)、藤本侑里(識辺かがり/プリンセス・ジール役)、橘 杏咲(一条ながせ/プリンセス・ミーティア役)、そして自らが演じるナビ―ユのサンバイザーを被った下野 紘が登壇。
▲下野 紘
同じくナビーユのサンバイザーを被ったお客さんを見かけると、「みんなー!恥ずかしがらないでー!(笑)」と、すかさず客席を温める下野。
「プリンセッション・オーケストラ」は、キングレコードとアリア・エンターテインメント、タカラトミーがおくる新プロジェクトで、楽しいことが大好きな住民・アリスピアンが住む不思議の国・アリスピアが舞台。
謎の怪物・ジャマオックからアリスピアの平和を守り、アリスピアの輝きを失わせないため、“胸に歌を忘れずに戦う”プリンセスたちの冒険を描いていく。
MCの井上が、キャストオーディションに合格した瞬間のエピソードを聞くと、「寝起きで結果を聞きました。マネージャーさんからの電話を目覚ましだと思って…(笑)。電話に出たら、合格の連絡でした」(葵)、「実はリップル役でオーディションを受けていたので、ミーティア役に合格したと聞いた時は、嬉しさより驚きの方が大きかったです」(橘)、「アニメのオーディションに受かったのはこの作品が初めて。“本当にオーディションに受かることがあるんだ”と信じられませんでした」(藤本)とコメント。
ここからは、下野が葵、藤本、橘の素顔を紹介することに。

葵が演じる空野みなもは、ちょっと引っ込み思案だけど、芯の強い女の子。
頑張る人が大好きで見ると応援したくなってしまう性格で、好きな言葉は「だいじょぶじょぶ!」。「芯が強くて表向きは笑えちゃう子なので、自分と似ている部分が多い。実は悲しいんじゃないか、実は怒ってるんじゃないかとか、そういう気持ちを取りこぼさないようにしたいです」と、役作りについて語る葵。
そんな彼女について下野は、「少しマイペースでポヤンとしているのかなと思っていたけど、隙があったらアドリブをガンガン入れてくるので、カットが変わっても喋っている時がある(笑)。実は意外とチャレンジャー」と分析。

藤本が演じる識辺かがりは、中学2年生でアリスピアの歌姫と目されるすごい女の子。しっかり者で芯がある強い女の子だが、甘いものが大好きでキャラ変するというというギャップも。好きな言葉は「好きこそものの上手なれ」。
井上に「藤本さんも歌が上手いんでしょ?」と振られると控えめにうなずき、「うまくなるように頑張りたいです!」と藤本。
そんな藤本について、下野が「努力を重ねるかがりちゃん同様、本当に熱心で、休憩中は台本をずっと見ている。勤勉な子!」と絶賛する一幕が。

橘が演じる一条ながせは、みなもたちの後輩で、アリスピア期待の新人。感覚肌で直感を信じ、キラキラを求めて一直線! あまりよく考えずに行動するのがたまにキズな女の子だ。好きな言葉は「人生は流星だ!」。
キャラ紹介の時、「なるべくカンペを見ないように、頑張りたいです!」と必死だった橘。しかし、井上がスタッフに「一旦カンペ閉じてみる?」と促すと、「勘弁……!?」と天然を発揮し、井上が「下野さん、どうなってるんですか~(笑)」と詰め寄る場面が。
すると事務所の先輩にあたる下野が、「うちの後輩が…すみません!」と謝罪し、会場は大爆笑! 下野はそんな橘について、「肝は座ってるんですけど、時々自分の中で“うーん”と考え込む。でもお芝居になると思い切りの良さがあるので、ながせと似ている」とコメントした。

最後はプリンセスをサポートするアリスピアンのナビーユについて。これまでいろいろなキャラクターを演じてきた下野は、「20代の若かりし頃を思い出さないとできないかもしれない。44歳、頑張っています!(笑)」と本音を明かした。
今作は楽曲も大きな魅力の一つとなっており、「AnimeJapan」で解禁の最新PVが流れると、井上は「すごいやん! 堂々としていて声のパフォーマンスも素晴らしい」と大感動! プリンセスを演じる3人で結成したユニット「オルケリア」が歌うオープニングテーマ、エンディングテーマの他、劇中では、プリンセスたちのソロ楽曲も聴けるという。
さらに、豪華声優陣が演じるプリンセスの敵対勢力、バンド・スナッチの紹介になると、「勢いのある子たちが揃っている」と下野。井上も「主役級ばっかりやん!」と大興奮。彼女たちの活躍も見逃せない。
ナビーユ以外にも個性豊かなキャラクターが登場するため、アフレコ現場は若手から大ベテランまで豪華な顔ぶれが揃っているそう。思わず「あの名前が!」となるエンディングロールにも注目だ。
イベント終盤は、3人が作品の見どころをプレゼンすることに。「毎回違う!?戦闘シーン!?」(葵)、「アリスピアでの活動」(藤本)、「本当に本当に個性豊かなキャラクターたち」(橘)と、それぞれがフリップを使って説明。
下野は「女の子たちが一生懸命頑張っている理由も描かれているので、見ている方も“じゃあ自分も、この子みたいに頑張ってみようかな”と思えるはず」と、物語の魅力を話した。
最後は「4人の空気感がすごく良くて、アニメも楽しそう」と期待を寄せた井上。イベントの感想について求められると、「とても楽しかったです。なんでも“だいじょぶじょぶ!”な気持ちになれました」(葵)、「めちゃくちゃ緊張しましたが、やっぱり下野さんがいらっしゃると心強かった」(藤本)、「時間が足りないです! あと1時間半くらいステージをやりたいです」(橘)と伝え、プリンセスたちが輝く笑顔を振りまきながらステージは終了した。

▲左から、藤寺美徳、久保ユリカ、平塚紗依
「あにレコTV」公開収録のラストを飾るのは、4月6日(日)から、毎週日曜朝9時30分に放送時間をお引っ越しする「ひみつのアイプリ」。
ステージに、藤寺美徳(青空ひまり役)、平塚紗依(星川みつき役)、久保ユリカ(鈴風つむぎ役)の3人が登壇した。
「ひみつのアイプリ」は、歌、ダンス、おしゃれをコンセプトに2010年からみんなの夢を応援してきたプリティーシリーズ最新作。
アイプリバースという世界を舞台に、ひまり、みつき、つむぎの3人が、みんなを笑顔にするアイドルプリンセス「アイプリ」として成長していく姿を描いていく。
2024年4月から放送がスタートし、2年目に突入! アニメと同時に筐体ゲームも展開中で、シリーズの中でも歴代最大の人気を記録している。
【動画】「あにレコTV」公開収録ステージ「ひみつのアイプリ」

まずは、藤寺、平塚、久保が、演じるキャラクターを紹介することに。
藤寺が演じる青空ひまりは、元気いっぱいでポジティブ。「私立パラダイス学園」中学1年生だったが、4月から始まる「リング編」では、進級して2年生になる。
緊張しいで泣き虫、お友だちを1万人作るのが夢の女の子で、先日放送された第48話では、見事1万人つくることに成功した。

藤寺は「最初はアフレコで声を出すのもすごく緊張したんですけど、ひまりちゃんが元気で明るい子なので、その明るさに胸を打たれて“こんな風になりたい、一緒に成長していきたいな”と思って、ここまで来れたのかなと思います。本当にひまりちゃんのおかげです」とコメント。

平塚が演じる星川みつきは、ひまりと幼なじみで寮でも同室。ひまりより先にアイプリデビューを果たしている。普段はしっかり者だが、怖いものが苦手で、おばけを見ると丸くなってスライムになってしまうことも。
平塚は「収録の初めの頃は本当に緊張してしまい、ガチガチでセリフを読んでしまって、物語に集中するのが精一杯だったんですけど、キャストの皆さんがとても温かく接してくださるので、今は伸び伸びと演技をすることができますし、本当に楽しく過ごしています。みつきちゃんと同じくらい精神的に成長できたのかなと感じています」とコメント。

そして、久保が演じる鈴風つむぎは、アイプリバースでひまりとみつきが出会った不思議な女の子。アイプリを通して2人と仲良くなるが…。
「ひまりちゃんとは“小さい頃から関わりがあったんじゃないの?”っていう感じの伏線があちこちに登場していたんですよ。ついにその正体がアイプリバースそのもの、AIだったことが明らかになりました。なので、1話目の収録から『つむぎはAIです』と言われて、『AI?』っていう…(笑)。オーディションの時は知らされていなかったので、2人と同じくらい緊張感のあるスタートでした」と久保。制作の舞台裏を明かした。
さらにつむぎには、“プリンセスアイプリ”というもう1つの姿が。
「つむぎは幼い頃、ひまりちゃんと一緒に“プリンセスになろう”っていう約束をしていて、それを叶えるために、みんなに勇気を与える存在・プリンセスアイプリになりました。
普段のつむぎちゃんがAIっぽいって言うとちょっと語弊があるかもしれないですけど、そこまで感情豊かではない。でも“プリンセスつむぎ”になると感情が豊かになり、声色もちょっと変わったりする。分かりやすく違った2人なので、楽しくやらせていただきました」(久保)。演じ分けを楽しんでいる様子が伺えた。
個性豊かなライブシーンが登場する「ひみつのアイプリ」。最大の魅力が「バズリウムチェンジ」だ。
バズリウムチェンジとは、オーディエンスの盛り上がりが限界を突破した時に発動する新システム。バズリウムチェンジすると、衣装がキラキラ光り出し、ステージも輝いて、豪華なパフォーマンスに! 誰かに想いを届けたいという強い気持ちがバズリウムチェンジの鍵となる。
ここで井上が「バズリウムチェンジするには、ちょっと声が足りないんじゃない?」とあおると、客席でペンライトが光り、「フォー!」というかけ声が鳴り響く場面も。
さらに、ライバル「カルテットスター」やひまりとみつきの同級生の女の子・真実夜チィ(大地 葉)の紹介も。久保は大地の印象について「ムードメーカーで、本当にチィちゃんみたいな存在」。
チィについて平塚は、「ちょっとツンデレなところもあるんですけど、そこもすごくかわいいし、一番人間味がある。感情移入できるキャラクターだなと思います。チィちゃんとダークチィちゃんがいるんですけど、ソロ曲でも1番と2番でガラッと雰囲気が変わって毎回鳥肌が立ちますし、本当に魅力がいっぱい詰まったキャラクター」とコメントした。
そんなひまりたちの前に現れたのが、「ダークアイプリ」。彼女たちの登場で、一時アイプリバースは危機に陥ったが、みんなで力を合わせてその危機を乗り越えることができた。
そしてダークアイプリの脅威が去ったアイプリバースでは、アイプリの頂点を決める大会「アイプリグランプリ」を開催。これまで紹介したアイプリたちが最高のパフォーマンスを披露した。

そして4月6日(日)からスタートする「リング編」は、中学2年生に進級したひまりとみつきを中心に、謎のお姫様、リング・クローバーが「アイプリコンテスト」を開催。コンテストで盛り上がるアイプリたちの姿を描いていく。
新キャラクターの登場に伴う新曲のリリースや、新しいバズリウムチェンジも登場するのでお楽しみに!
最後は1年間アフレコをともにしてきた先輩の久保が、藤寺と平塚の成長を語ることに。久保は2人を前に、「私、あまり母性がないタイプだと思っていたんですけど、どんどん母性が芽生えました(笑)。2人が私を先輩にしてくれました」とコメント。
藤寺の成長について聞かれた久保は、「最初は2人とも緊張していたし、元気に振る舞うのも難しいぐらい、一生懸命本を読み込んでいた。でもそれ以上に2人とも気遣い屋さんというか、すごく慎ましやかなので、私が何かをお願いされることってなかったんです。でも最近は、ちょっとしたことでも甘えてくれるようになったので、美徳ちゃんとの関係性が縮まった気がして…嬉しかった。それが結果的に母性につながっている。甘えるって難しいと思うんですよね。年もそこそこ離れているので…。でも最近は、そういう部分も見せてくれるようになった。(成長というよりは)、私が個人的に嬉しかった」とコメント。そしてその言葉を聞いた藤寺の目には大粒の涙が…。
そして、平塚が成長した部分について久保は、「自分のペースを持てるようになったところ。紗依ちゃんってすごく優しいんですよ。みんなで話をする時も、1歩引いて“うん、うん”と聞くタイプで、みんなの答えを待ってからお話することが多かったので、それがちょっと心配だったんです。母性が芽生えてしまったがゆえに(笑)、“自分を大切にできているのかな?”っていうのがずっと心配だった。でも最近は“こうしようと思う”と、ちょっとずつ言ってくれるようになったので、自分のペースを守って、自分自身を大切にしてあげられるようになったのかなと思いました」とコメント。
これを受けた平塚は「自分でも気づかなかったところを見ていただけている…すごく嬉しいです」と話し、井上が「怖くない? 大丈夫?」とツッコんで笑いに昇華させた。

さらに久保は「初回のアフレコ現場では、2人が離れたところに座っていたんですよ。それがいつの間にか隣同士になっていて、それを見た時、嬉しくて泣きそうになった。“ひまりちゃん、みつきちゃん良かったね”となった。今は、2人が現場を引っ張っていってくれてるなっていう感じがします」と語り、徐々に絆を深めた藤寺と平塚の現在地を明かした。
最後に平塚は、「美徳ちゃんとこんなに仲良くなれて幸せだなって思いますし、会う回数を重ねるごとに皆さんのことも大好きになりますし、これからもアイプリの柔らかい空気が続いていくといいなと思います」、藤寺は「本当に嬉しくて、胸がいっぱいです。放送も収録も楽しみで“早く皆さんに会いたい”という気持ちでいます。“これからも、ひまりちゃんと一緒に成長していけるように頑張ろう”と改めて思いました」とコメント。
この公開収録はトリを飾ったため、「AnimeJapan2025」2日間を駆け抜けたMCの井上は、「テレ東ブース、最後めちゃくちゃええ空気やな~」と締め、会場は温かい拍手に包まれた。

【番組概要】
■プリンセッション・オーケストラ
テレ東系列6局ネットにて 4月6日から毎週日曜あさ9時~放送!
HP
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YouTube
■ひみつのアイプリ
テレ東系列6局ネットにて 4月6日から毎週日曜あさ9時30分〜放送!
※テレビアニメ1期から放送時間が変更になりますのでご注意ください。
■あにレコTV
テレ東にて毎週月曜日深夜3時20分~放送中!
MC:井上裕介 (NON STYLE) 美山加恋
ナレーション:梅原裕一郎
TVer・ネットもテレ東・番組HPにて1週間限定見逃し配信中!
番組HP

「テレ東プラス」では、2日間にわたって行われた「あにレコTV」(MC:井上裕介(NON STYLE)、美山加恋)の公開収録の模様を徹底リポート。
今回は、4月6日(日)あさ9時から、連続4クールで放送を開始する「プリンセッション・オーケストラ」、「ひみつのアイプリ」(毎週日曜あさ9時30分)のステージを紹介する。
【動画】「あにレコTV」公開収録ステージ「プリンセッション・オーケストラ」
ベテラン・下野が3人のプリンセスたちの素顔を紹介

「プリンセッション・オーケストラ」から、葵あずさ(空野みなも/プリンセス・リップル/役)、藤本侑里(識辺かがり/プリンセス・ジール役)、橘 杏咲(一条ながせ/プリンセス・ミーティア役)、そして自らが演じるナビ―ユのサンバイザーを被った下野 紘が登壇。

同じくナビーユのサンバイザーを被ったお客さんを見かけると、「みんなー!恥ずかしがらないでー!(笑)」と、すかさず客席を温める下野。
「プリンセッション・オーケストラ」は、キングレコードとアリア・エンターテインメント、タカラトミーがおくる新プロジェクトで、楽しいことが大好きな住民・アリスピアンが住む不思議の国・アリスピアが舞台。
謎の怪物・ジャマオックからアリスピアの平和を守り、アリスピアの輝きを失わせないため、“胸に歌を忘れずに戦う”プリンセスたちの冒険を描いていく。
MCの井上が、キャストオーディションに合格した瞬間のエピソードを聞くと、「寝起きで結果を聞きました。マネージャーさんからの電話を目覚ましだと思って…(笑)。電話に出たら、合格の連絡でした」(葵)、「実はリップル役でオーディションを受けていたので、ミーティア役に合格したと聞いた時は、嬉しさより驚きの方が大きかったです」(橘)、「アニメのオーディションに受かったのはこの作品が初めて。“本当にオーディションに受かることがあるんだ”と信じられませんでした」(藤本)とコメント。
ここからは、下野が葵、藤本、橘の素顔を紹介することに。

葵が演じる空野みなもは、ちょっと引っ込み思案だけど、芯の強い女の子。
頑張る人が大好きで見ると応援したくなってしまう性格で、好きな言葉は「だいじょぶじょぶ!」。「芯が強くて表向きは笑えちゃう子なので、自分と似ている部分が多い。実は悲しいんじゃないか、実は怒ってるんじゃないかとか、そういう気持ちを取りこぼさないようにしたいです」と、役作りについて語る葵。
そんな彼女について下野は、「少しマイペースでポヤンとしているのかなと思っていたけど、隙があったらアドリブをガンガン入れてくるので、カットが変わっても喋っている時がある(笑)。実は意外とチャレンジャー」と分析。

藤本が演じる識辺かがりは、中学2年生でアリスピアの歌姫と目されるすごい女の子。しっかり者で芯がある強い女の子だが、甘いものが大好きでキャラ変するというというギャップも。好きな言葉は「好きこそものの上手なれ」。
井上に「藤本さんも歌が上手いんでしょ?」と振られると控えめにうなずき、「うまくなるように頑張りたいです!」と藤本。
そんな藤本について、下野が「努力を重ねるかがりちゃん同様、本当に熱心で、休憩中は台本をずっと見ている。勤勉な子!」と絶賛する一幕が。

橘が演じる一条ながせは、みなもたちの後輩で、アリスピア期待の新人。感覚肌で直感を信じ、キラキラを求めて一直線! あまりよく考えずに行動するのがたまにキズな女の子だ。好きな言葉は「人生は流星だ!」。
キャラ紹介の時、「なるべくカンペを見ないように、頑張りたいです!」と必死だった橘。しかし、井上がスタッフに「一旦カンペ閉じてみる?」と促すと、「勘弁……!?」と天然を発揮し、井上が「下野さん、どうなってるんですか~(笑)」と詰め寄る場面が。
すると事務所の先輩にあたる下野が、「うちの後輩が…すみません!」と謝罪し、会場は大爆笑! 下野はそんな橘について、「肝は座ってるんですけど、時々自分の中で“うーん”と考え込む。でもお芝居になると思い切りの良さがあるので、ながせと似ている」とコメントした。

最後はプリンセスをサポートするアリスピアンのナビーユについて。これまでいろいろなキャラクターを演じてきた下野は、「20代の若かりし頃を思い出さないとできないかもしれない。44歳、頑張っています!(笑)」と本音を明かした。
思わず「あの名前が!」となるエンディングロールに注目
今作は楽曲も大きな魅力の一つとなっており、「AnimeJapan」で解禁の最新PVが流れると、井上は「すごいやん! 堂々としていて声のパフォーマンスも素晴らしい」と大感動! プリンセスを演じる3人で結成したユニット「オルケリア」が歌うオープニングテーマ、エンディングテーマの他、劇中では、プリンセスたちのソロ楽曲も聴けるという。
さらに、豪華声優陣が演じるプリンセスの敵対勢力、バンド・スナッチの紹介になると、「勢いのある子たちが揃っている」と下野。井上も「主役級ばっかりやん!」と大興奮。彼女たちの活躍も見逃せない。
ナビーユ以外にも個性豊かなキャラクターが登場するため、アフレコ現場は若手から大ベテランまで豪華な顔ぶれが揃っているそう。思わず「あの名前が!」となるエンディングロールにも注目だ。
イベント終盤は、3人が作品の見どころをプレゼンすることに。「毎回違う!?戦闘シーン!?」(葵)、「アリスピアでの活動」(藤本)、「本当に本当に個性豊かなキャラクターたち」(橘)と、それぞれがフリップを使って説明。
下野は「女の子たちが一生懸命頑張っている理由も描かれているので、見ている方も“じゃあ自分も、この子みたいに頑張ってみようかな”と思えるはず」と、物語の魅力を話した。
最後は「4人の空気感がすごく良くて、アニメも楽しそう」と期待を寄せた井上。イベントの感想について求められると、「とても楽しかったです。なんでも“だいじょぶじょぶ!”な気持ちになれました」(葵)、「めちゃくちゃ緊張しましたが、やっぱり下野さんがいらっしゃると心強かった」(藤本)、「時間が足りないです! あと1時間半くらいステージをやりたいです」(橘)と伝え、プリンセスたちが輝く笑顔を振りまきながらステージは終了した。

「ひみつのアイプリ」から、藤寺美徳、平塚紗依、久保ユリカが登壇

「あにレコTV」公開収録のラストを飾るのは、4月6日(日)から、毎週日曜朝9時30分に放送時間をお引っ越しする「ひみつのアイプリ」。
ステージに、藤寺美徳(青空ひまり役)、平塚紗依(星川みつき役)、久保ユリカ(鈴風つむぎ役)の3人が登壇した。
「ひみつのアイプリ」は、歌、ダンス、おしゃれをコンセプトに2010年からみんなの夢を応援してきたプリティーシリーズ最新作。
アイプリバースという世界を舞台に、ひまり、みつき、つむぎの3人が、みんなを笑顔にするアイドルプリンセス「アイプリ」として成長していく姿を描いていく。
2024年4月から放送がスタートし、2年目に突入! アニメと同時に筐体ゲームも展開中で、シリーズの中でも歴代最大の人気を記録している。
【動画】「あにレコTV」公開収録ステージ「ひみつのアイプリ」

まずは、藤寺、平塚、久保が、演じるキャラクターを紹介することに。
藤寺が演じる青空ひまりは、元気いっぱいでポジティブ。「私立パラダイス学園」中学1年生だったが、4月から始まる「リング編」では、進級して2年生になる。
緊張しいで泣き虫、お友だちを1万人作るのが夢の女の子で、先日放送された第48話では、見事1万人つくることに成功した。

藤寺は「最初はアフレコで声を出すのもすごく緊張したんですけど、ひまりちゃんが元気で明るい子なので、その明るさに胸を打たれて“こんな風になりたい、一緒に成長していきたいな”と思って、ここまで来れたのかなと思います。本当にひまりちゃんのおかげです」とコメント。

平塚が演じる星川みつきは、ひまりと幼なじみで寮でも同室。ひまりより先にアイプリデビューを果たしている。普段はしっかり者だが、怖いものが苦手で、おばけを見ると丸くなってスライムになってしまうことも。
平塚は「収録の初めの頃は本当に緊張してしまい、ガチガチでセリフを読んでしまって、物語に集中するのが精一杯だったんですけど、キャストの皆さんがとても温かく接してくださるので、今は伸び伸びと演技をすることができますし、本当に楽しく過ごしています。みつきちゃんと同じくらい精神的に成長できたのかなと感じています」とコメント。

そして、久保が演じる鈴風つむぎは、アイプリバースでひまりとみつきが出会った不思議な女の子。アイプリを通して2人と仲良くなるが…。
「ひまりちゃんとは“小さい頃から関わりがあったんじゃないの?”っていう感じの伏線があちこちに登場していたんですよ。ついにその正体がアイプリバースそのもの、AIだったことが明らかになりました。なので、1話目の収録から『つむぎはAIです』と言われて、『AI?』っていう…(笑)。オーディションの時は知らされていなかったので、2人と同じくらい緊張感のあるスタートでした」と久保。制作の舞台裏を明かした。
さらにつむぎには、“プリンセスアイプリ”というもう1つの姿が。
「つむぎは幼い頃、ひまりちゃんと一緒に“プリンセスになろう”っていう約束をしていて、それを叶えるために、みんなに勇気を与える存在・プリンセスアイプリになりました。
普段のつむぎちゃんがAIっぽいって言うとちょっと語弊があるかもしれないですけど、そこまで感情豊かではない。でも“プリンセスつむぎ”になると感情が豊かになり、声色もちょっと変わったりする。分かりやすく違った2人なので、楽しくやらせていただきました」(久保)。演じ分けを楽しんでいる様子が伺えた。
個性豊かなライブシーンが登場する「ひみつのアイプリ」。最大の魅力が「バズリウムチェンジ」だ。
バズリウムチェンジとは、オーディエンスの盛り上がりが限界を突破した時に発動する新システム。バズリウムチェンジすると、衣装がキラキラ光り出し、ステージも輝いて、豪華なパフォーマンスに! 誰かに想いを届けたいという強い気持ちがバズリウムチェンジの鍵となる。
ここで井上が「バズリウムチェンジするには、ちょっと声が足りないんじゃない?」とあおると、客席でペンライトが光り、「フォー!」というかけ声が鳴り響く場面も。
さらに、ライバル「カルテットスター」やひまりとみつきの同級生の女の子・真実夜チィ(大地 葉)の紹介も。久保は大地の印象について「ムードメーカーで、本当にチィちゃんみたいな存在」。
チィについて平塚は、「ちょっとツンデレなところもあるんですけど、そこもすごくかわいいし、一番人間味がある。感情移入できるキャラクターだなと思います。チィちゃんとダークチィちゃんがいるんですけど、ソロ曲でも1番と2番でガラッと雰囲気が変わって毎回鳥肌が立ちますし、本当に魅力がいっぱい詰まったキャラクター」とコメントした。
そんなひまりたちの前に現れたのが、「ダークアイプリ」。彼女たちの登場で、一時アイプリバースは危機に陥ったが、みんなで力を合わせてその危機を乗り越えることができた。
そしてダークアイプリの脅威が去ったアイプリバースでは、アイプリの頂点を決める大会「アイプリグランプリ」を開催。これまで紹介したアイプリたちが最高のパフォーマンスを披露した。
久保の母性が育った? 藤寺と平塚が絆を育むまで

そして4月6日(日)からスタートする「リング編」は、中学2年生に進級したひまりとみつきを中心に、謎のお姫様、リング・クローバーが「アイプリコンテスト」を開催。コンテストで盛り上がるアイプリたちの姿を描いていく。
新キャラクターの登場に伴う新曲のリリースや、新しいバズリウムチェンジも登場するのでお楽しみに!
最後は1年間アフレコをともにしてきた先輩の久保が、藤寺と平塚の成長を語ることに。久保は2人を前に、「私、あまり母性がないタイプだと思っていたんですけど、どんどん母性が芽生えました(笑)。2人が私を先輩にしてくれました」とコメント。
藤寺の成長について聞かれた久保は、「最初は2人とも緊張していたし、元気に振る舞うのも難しいぐらい、一生懸命本を読み込んでいた。でもそれ以上に2人とも気遣い屋さんというか、すごく慎ましやかなので、私が何かをお願いされることってなかったんです。でも最近は、ちょっとしたことでも甘えてくれるようになったので、美徳ちゃんとの関係性が縮まった気がして…嬉しかった。それが結果的に母性につながっている。甘えるって難しいと思うんですよね。年もそこそこ離れているので…。でも最近は、そういう部分も見せてくれるようになった。(成長というよりは)、私が個人的に嬉しかった」とコメント。そしてその言葉を聞いた藤寺の目には大粒の涙が…。
そして、平塚が成長した部分について久保は、「自分のペースを持てるようになったところ。紗依ちゃんってすごく優しいんですよ。みんなで話をする時も、1歩引いて“うん、うん”と聞くタイプで、みんなの答えを待ってからお話することが多かったので、それがちょっと心配だったんです。母性が芽生えてしまったがゆえに(笑)、“自分を大切にできているのかな?”っていうのがずっと心配だった。でも最近は“こうしようと思う”と、ちょっとずつ言ってくれるようになったので、自分のペースを守って、自分自身を大切にしてあげられるようになったのかなと思いました」とコメント。
これを受けた平塚は「自分でも気づかなかったところを見ていただけている…すごく嬉しいです」と話し、井上が「怖くない? 大丈夫?」とツッコんで笑いに昇華させた。

さらに久保は「初回のアフレコ現場では、2人が離れたところに座っていたんですよ。それがいつの間にか隣同士になっていて、それを見た時、嬉しくて泣きそうになった。“ひまりちゃん、みつきちゃん良かったね”となった。今は、2人が現場を引っ張っていってくれてるなっていう感じがします」と語り、徐々に絆を深めた藤寺と平塚の現在地を明かした。
最後に平塚は、「美徳ちゃんとこんなに仲良くなれて幸せだなって思いますし、会う回数を重ねるごとに皆さんのことも大好きになりますし、これからもアイプリの柔らかい空気が続いていくといいなと思います」、藤寺は「本当に嬉しくて、胸がいっぱいです。放送も収録も楽しみで“早く皆さんに会いたい”という気持ちでいます。“これからも、ひまりちゃんと一緒に成長していけるように頑張ろう”と改めて思いました」とコメント。
この公開収録はトリを飾ったため、「AnimeJapan2025」2日間を駆け抜けたMCの井上は、「テレ東ブース、最後めちゃくちゃええ空気やな~」と締め、会場は温かい拍手に包まれた。

【番組概要】
■プリンセッション・オーケストラ
テレ東系列6局ネットにて 4月6日から毎週日曜あさ9時~放送!
HP
X
YouTube
■ひみつのアイプリ
テレ東系列6局ネットにて 4月6日から毎週日曜あさ9時30分〜放送!
※テレビアニメ1期から放送時間が変更になりますのでご注意ください。
■あにレコTV
テレ東にて毎週月曜日深夜3時20分~放送中!
MC:井上裕介 (NON STYLE) 美山加恋
ナレーション:梅原裕一郎
TVer・ネットもテレ東・番組HPにて1週間限定見逃し配信中!
番組HP
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。