へずまりゅう、やはりYouTubeから永久追放されていた…5年ぶり新CHも一発BAN
元迷惑系YouTuber「へずまりゅう」が5年ぶりに開設したYouTubeチャンネルが“一発BAN”されました。
へずまりゅうの5年ぶりのYouTubeチャンネルが一発BAN
昨年夏から、奈良公園でシカを守る活動をしているへずまりゅうは、3月27日に「ヒカル」(登録者数497万人)の動画に出演。奈良公園を訪れたヒカルに対し、自身の活動内容を伝えるとともに、更生したことをアピールしました。さらに、5年ぶりのYouTubeチャンネルとなる「へずまりゅうの更生記録」を立ち上げたことも報告していました。
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ところが4月1日、この新チャンネルが“一発BAN”となりました。現在チャンネルのページにアクセスすると「YouTube の利用規約に違反していたため、このアカウントを停止しました」と表示され、全コンテンツが閲覧できない状態となっています。
へずまは4月1日にXを更新。一発BANを報告するとともに、「自分は利用規約に違反するような動画を投稿していません」と主張しました。新チャンネルでは、舌がんを患っている女性との対談動画を投稿していたことを踏まえ、「癌のことを世間に知ってもらいということで闘病中の女性が出てくれたのに。。運営は薄情だし人間の心などありません」と恨み節を綴っていました。
なお、BAN前のへずまりゅうの更生記録の登録者数は、1万3200人でした。
【ご報告】
5年振りに復活したYouTubeですが一発アカウントBANを喰らいました。
自分は利用規約に違反するような動画を投稿していません。
癌のことを世間に知ってもらいということで闘病中の女性が出てくれたのに。。
運営は薄情だし人間の心などありません。… pic.twitter.com/SKMugx5yk8— へずまりゅう (@hezuruy) April 1, 2025
迷惑系YouTuberへずまりゅう
へずまりゅうは2020年2月、“物申す系YouTuber”「よりひと」(登録者数57万人)の自宅に突撃。さらに同月、渋谷で該当インタビューをしていた「ジュキヤ」(同252万人)に強引にコラボを迫って注目を集めました。へずまはその後も多数の人気YouTuberへの“凸”を敢行し、“迷惑系YouTuber”として一躍有名になります。
しかし同年4月、女性YouTuber「ねお」(同88万人)と大学生YouTuber「パーカー」(同45万人)への凸動画がポリシー違反として削除され、5月に「嫌がらせ、いじめ、脅迫」に関する違反としてチャンネルの停止処分(BAN)を受けました。
へずまりゅうはこれに懲りることなく、別のチャンネルを立ち上げて凸を継続。6月には「シバター」(同115万人)に凸して、妻子の姿まで動画で晒します。
YouTubeから永久追放のへずまりゅう
そんなへずまりゅうを、YouTubeは排除する動きを取り始めます。YouTubeでは、一定期間に3回のガイドライン違反が累積したチャンネルに対してBANを下す、いわゆる3ストライク制の仕組みが取られていますが、悪質な違反に対しては、1回でBANする“一発BAN”という処分を下します。
2020年5月に初めて一発BANを受けたへずまは、すぐに新チャンネルを開設。するとまた一発BANを受け、新チャンネルを解説する…といった具合でいたちごっことなり、同年5月~6月にかけて少なくとも9回もBANされるという事態に。へずまは、YouTubeから事実上の“永久追放”処分となりました。
YouTuberへの凸と並行して、コロナ禍の外出自粛期間に営業していたパチンコ店に凸したり、ぼったくりの衣料品店に凸する動画なども投稿していたへずま。
2020年5月にスーパーで精算前に魚の切り身を食べたとして同年7月に窃盗の疑いで逮捕されました。さらに衣料品に対する威力業務妨害でも逮捕され、2021年に懲役1年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けました。
へずまりゅうは、2024年1月に能登半島地震が発生すると、現地入りしてボランティア活動を開始。およそ半年間にわたって活動を続けました。昨年夏、奈良県の奈良公園のシカに対して暴力をふるう外国人のニュースが話題になると、へずまりゅうは現地に入り、それ以降シカを守る活動を続けています。
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YouTubeはへずまりゅうを許さなかった
今回自身が更生したことをアピールするとともに、5年ぶりにチャンネルを開設したへずまりゅうですが、YouTubeからは許されることはなかったようです。
YouTubeのガイドラインでは、
YouTube チャンネルが停止された場合、別の YouTube チャンネルを使用または作成して停止状態を回避する行為や、YouTube チャンネルが停止された他のクリエイターに自分の YouTube チャンネルを利用させて停止を回避させる行為は禁止されています。(YouTubeヘルプ)
と記載されており、そもそもBANされたクリエイターが、別のチャンネルを立ち上げること事態が禁止されています。
ただし、BANされた後も別チャンネルで活動継続できているクリエイターもおり、この規定が全てに適用されるわけではない様子。永久追放となるクリエイターと、許されるクリエイターについては別記事で考察したいと思います。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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