観光列車「花たび そうや」今年も運転 最北の春と花景色を車窓から満喫!
JR北海道はこのほど、宗谷線を走る観光列車「花たび そうや」号を、今年も運転すると発表しました。宗谷線沿線では、塩狩峠の一目千本桜など、美しい春の花々が咲き誇ります。この列車では、最北の春の風景を車窓から楽しむことができます。
今年の「花たび そうや」号は、キハ40形「道北 流氷の恵み車両」、キハ54形「旧急行礼文用転換クロスシート車両」2両、キハ40形「キハ400 宗谷線急行気動車風車両」の4両編成で運行され、全車指定席となっています。
車内では、沿線地域の情報が盛り込まれた「旅のしおり」が配られるほか、全区間を乗車した場合は「宗谷本線全区間走破証」がプレゼントされます。
また、各車両には乗車記念スタンプが設置され、車窓の景色を楽しめるテーブルや、ふるさと納税の返礼品を紹介するスペースも新たに設けられます。
さらに、中川町による輪切りコースターづくり体験などのイベントや、特産品を販売する売店コーナーも車内に設置される予定です。
運転日は2025年5月10日から6月1日までの土曜と日曜、合わせて8日間です。土曜日は旭川発・稚内行き、日曜日は稚内発・旭川行きの片道ずつの運転となります。
停車駅では、地域の人による出迎えや特産品の販売、ご当地キャラクターによるイベントなど、多彩なおもてなしが予定されています。比布駅では地酒やオリジナルグッズ、美深駅ではかぼちゃプリン、幌延駅ではトナカイとのふれあい体験など、さまざまな楽しみが用意されています。
また、ANAのフリーパスを利用して「花たび そうや」号に乗車した人には、オリジナルグッズがプレゼントされます。
乗車料金は旭川から稚内まで大人1人が乗車した場合、乗車券6270円に加え、急行券と指定席券が2160円。合計で8430円となります。
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