YouTubeがショート動画の再生回数のカウント方式を変更 一瞬でも再生されたら加算
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
YouTubeは27日、短尺動画「YouTube Shorts(ショーツ)」の再生回数のカウント方式を、2025年3月31日から変更すると発表しました。
ショート動画の再生数のカウント方式を変更
従来、YouTubeではショート動画の再生回数は、一定時間以上の視聴が行われた場合にのみカウントされていました。しかし今回の発表では、再生やリプレイが開始された時点でカウントされるようになるとのこと。これにより、これまでより再生回数が増えることになります
YouTubeはこの変更について、「クリエイターがShortsの視聴状況を、他のプラットフォームとあわせて包括的に把握できるようにするため」と説明しています。
これまで使用されていた従来の再生回数指標は、「エンゲージメントビュー(engaged views)」という名称でYouTubeアナリティクス内に引き続き表示されます。これにより、視聴者が実際にShortsを継続視聴したかどうかを確認することも可能です。
再生回数のカウント方式が変更される一方で、収益化やYouTubeパートナープログラムの審査に関しては「エンゲージメントビュー」に基づいて行われるため、今回の変更によって直接的な収益や資格条件への影響はないとされています。
YouTubeは「この変更によって、クリエイターが自身のリーチをより明確に把握できるようになり、ブランドや代理店との連携にも活用できるようになる」とコメントしており、複数プラットフォームへの投稿を行うクリエイターにとって、より正確な評価材料となることが期待されています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。