東武東上線に「舟運」イメージの新型車両「90000系」導入！デビューはいつ？

東武鉄道（東京都墨田区）は26日、2026年から東上線に新型車両「90000系」を導入すると発表しました。導入両数は7編成70両を予定しており、現行の9000系を順次置き換えていきます。

新型車両は東上線エリアの人や物流のルーツが荒川や新河岸川の“舟運”にあることに着目し、「地域と人と未来をつなぐ わたし舟」をデザインコンセプトに掲げています。

外観は高瀬舟から着想し、前面は下部から反り上がるように丸みを持たせた「逆スラント」形状を採用。

内装は“舟運”をイメージしたデザインを目指し、袖仕切り部には立涌柄、床には枯山水をイメージした柄を採用。全体的にシンプルかつ飽きの来ない、素材の良さを生かした配色とすることで気持ちが安らぐ落ち着いた客室空間とします。

また、貫通引き戸両脇部や袖仕切り部のガラス化、側引き戸窓を従来車と比較し床方向へ拡大することで、より開放的な客室空間を表現しています。

環境性能では最新の省エネ機器を搭載することで現行の9000系と比較して消費電力を40％以上削減するなど、環境負荷低減を実現します。

（画像：東武鉄道）