白川村初の公式ガイドブック 世界遺産の保護と観光の調和を
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本の原風景ともいわれる岐阜県の白川郷。日本人だけでなく近年海外からの観光客も激増している。岐阜県白川村は、地元の生活や文化財を保護しつつ、訪れる人に充実した観光をしてほしいと、初めての観光総合ガイドブック「白川郷再発見」を発行した。村外の観光施設や名古屋の岐阜県アンテナショップ、岐阜県東京事務所などで無料で配布されている。村の公式ホームページからダウンロードもできる。
世界文化遺産・荻町合掌造り集落を有する人口約1500人の村は、観光客の急増で村のインフラや住民の暮らしに大きな負担がかかっている。特に約500人の住民が今でも暮らす世界遺産集落では、文化財を保護し、昔から脈々と受け継がれてきた景色や文化を継承する意識が一層高まっている。そこでこのガイドブックでは、あまり知られていない白川村全域の魅力を紹介。周遊観光による分散を促し、主要スポットに集中するのを防ぎながら、より豊かな体験ができるよう工夫を凝らしている。
宿泊者だけが楽しめる特別な景色や、村の歴史や文化、特産品、食文化なども紹介されているほか、「村が大切にしていること」や「現在抱えている課題」、持続可能な観光を実現するためのマナーやルールも書かれている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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