仕事のミスで落ち込む鶴田ゆりの前に現れたのは、日本酒の一歩己を手に持った青年で……『あらばしり』第1話

『あらばしり』
爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが登場する『あらばしり』(読売テレビ・日本テレビ系)が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて独占配信された。訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していく全話芳醇ストーリーとなっている。
落ち込んでいた鶴田だが、おいしい日本酒を前に笑顔を見せる
都会の外れに佇む、看板のない店。「必要としている人にしか見つけられない日本酒店」だ。そんな日本酒店にやってきたのは、鶴田ゆり。店主の吟は彼女を個室に案内し「ウチはお客さまにぴったりの日本酒を飲んでいただき、身も心も解放して自然と笑顔になれる店をモットーにしてるんです」と店のコンセプトを紹介する。すると鶴田は「こんな私でも笑顔になれますかね」と暗い顔をする。彼女は雑誌の編集部として働いているが、仕事で大きなミスをしてページに穴をあけてしまい、自信をなくして落ち込んでいた。
そんな彼女の前に現れたのは、日本酒の一歩己を手に持った一歩己という青年。「これ、一歩己って名前のお酒なんだ。もしよかったら飲んでみない?」と言ってグラスに日本酒を注ぐ一歩己。そして一口その日本酒を飲んだ鶴田は笑顔を浮かべ「おいしい。遠くまで広がる若草色の水田みたい。優しくて、豊で、でもどっしりとしてて、なんだかほっとするような」と感想を口にする。
「ゆりさんの弱音とか、愚痴とか、俺が受け止めたい」と言う一歩己に、鶴田は仕事での失敗談を打ち明ける。そして「心にしまっていたことが話せてよかったです。このおいしいお酒のおかげかも」と笑顔を見せる。「気に入っていただけてうれしいです」と笑う一歩己に、鶴田は「本当においしい。涼やかな風が吹いたみたい」と感動している様子で言う。そこに「失礼します」と言い吟が何かを持ってやってきた。そしてさらなるおもてなしが始まる……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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