平成と令和のはざまを生きる、現代社会から取り残され孤立した人々の物語 「朝の火」公開決定
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広田智大監督による初長編映画「朝の火」が、2025年4月26日より劇場公開されることが決まった。 「朝の火」は、平成と令和のはざまを生きる、現代社会から取り残され孤立した人々の物語。官房長官が新元号を告げる頃、ゴミ処理施設で働く次郎は、宝探しのための穴掘りを日課としている。そんな同僚の姿をただ眺める・・・
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広田智大監督による初長編映画「朝の火」が、2025年4月26日より劇場公開されることが決まった。
「朝の火」は、平成と令和のはざまを生きる、現代社会から取り残され孤立した人々の物語。官房長官が新元号を告げる頃、ゴミ処理施設で働く次郎は、宝探しのための穴掘りを日課としている。そんな同僚の姿をただ眺める無気力な祐一。ある日二人は、年老いた母親と一人娘のユキコが同居する団地の一室へ、粗大ゴミの回収に訪れる。孤独を抱えた人々の出会いは、いつしか胸の内に秘めていた狂気を共鳴させていく。労働、序列、家庭といった、閉鎖的な構造のなかで生じる摩擦が描かれる。
多摩美術大学で青山真治監督に師事し、これまで国内映画祭などへも出品を重ねてきた広田智大監督の最新作で、5年の歳月をかけて作り上げた。ユキコを演じるのは、「王国(あるいはその家について)」などの笠島智。祐一と次郎役を、学生時代から広田監督作品への出演を重ねてきた山本圭将と福本剛士が務める。主題歌として、寺尾紗穂の「柿の歌」が使用されている。
【作品情報】
朝の火
2025年4月26日(土)より、シアター・イメージフォーラムにて3週間限定ロードショー
配給:マイナーリーグ
©︎2024「朝の火」
記事提供元:映画スクエア
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