三浦桃香&南出仁寛がJGFでファンのお悩みを即解決! HSアップの秘訣はクラブを“持たない”こと?
3月7日~9日に開催された「Japan Golf Fair2025」。最終日のキャロウェイブースでは、三浦桃香と南出仁寛(みなみで・きみひろ)が登場。新発売された『ELYTE』シリーズの魅力を語りつつ、観客から寄せられたお悩みに即興レッスンを披露した。
イベント開始前から多数の人が詰めかけたキャロウェイブース。三浦が「こんなに集まってくれてびっくり」と話すと、MCを務める黒田カントリークラブ(黒カン)が「この3日間のキャロウェイブースイベントで過去最多ですよ」と返答。驚きの表情を浮かべながら「ありがとうございます!」と集まったファンに感謝を伝えていた。加えて黒カンが「ちなみに、ボール購入者30名限定の三浦プロとの写真撮影会も最速で完売したそうです」と伝えると、南出は「もっと売ったら良かったのに」と会場の笑いを誘っていた。
そんな2人は新作の『ELYTE』のどのモデルをチョイスしたのか?「僕はいま、スタンダードモデルと『◆◆◆』をテスト中です。ドラコンなので、風向きによって試しているのですが、意外とスタンダードが打ちやすいですね」と南出。デモンストレーションでは『◆◆◆』を使用したが、300ヤード越えのショットを連発していた。三浦は「『◆◆◆MAX』と『X』で悩んでいます。寒暖差が激しいので、今は『X』が多いですね。私はカルカタが好きなので4Xの『ディアマナ BB』を使っています」。ヒールに当たるなどミスがあっても270ヤード越えのショットを連発し「前作もやさしかったですけど、今作はより曲がりが少なくなった。これで思い切って振っていけると思います」と太鼓判を押していた。
イベントの最後には集まったファンからの悩みを聞いてワンポイントレッスン。「歳を重ねてヘッドスピードが上がらない」という悩みに南出は「手の脱力が大事。“持たない”意識が大切ですね。例えば、お箸やハサミを持つときに、力加減なんて考えないですよね? グリップも同じです。クラブが飛んでもいいと思うくらいで振っても、勝手に力が入るので飛びません。だからクラブは持たないでください。ただ、クラブが飛んでも責任は持ちませんので、自己責任でお願いします(笑)」と回答。三浦も「脱力が大事だと思います。うまく力が抜けない人はクラブを逆さに持って、ボールの左サイドでビュンと音を鳴らす練習をしてみてください。これができると、ボールに対して突っ込んだりとか、途中で強く握り過ぎてしまうことを抑えられますよ」と、分かりやすいドリルを紹介した。
また「最初の3ホールで持ち球が出ずにスライスしてしまう。どう対応すべきか?」という悩みに対しては「無理に直そうとせず、それを持ち球として付き合うことが大切」と南出。「ミスが出やすい状況なので、どうにかしようとは意識しない方がいいと思います。むしろ体をほぐしてあげることが大切。例えば運転していると肩甲骨が前に伸びる。この状態だと捻転しづらいので、肩甲骨を後ろに回してほぐしたり、前の胸の部分をマッサージしたりすると可動域が広くなってミスが出にくくなると思います」と、三浦はストレッチの重要性を伝えていた。
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