桑木志帆の14本を直撃取材‼ 8年愛用のアイアンを軟鉄新モデルにチェンジ! ウェッジは丸顔でバンスは不要? パターが0.5インチ長いのはなぜ?
昨季3勝を挙げ、一躍トッププロの仲間入りを果たした桑木志帆。今季の年間女王候補にも挙がっている彼女のセッティングについて本人に直撃取材した。
ドライバーは『Bリミテッド B1 LS』(9度)に『ディアマナBB 53S』を採用。どこを気に入っているのだろうか?
「このヘッドは私のスイングと相性がいいですね。元々私は、スピンがすごく入るタイプ。スピン量を減らしてすごく飛ぶようになったんです。あと、大きなヘッドだとスイング中にフェースが開くケースがあるので、それも嫌なんです」
今回驚いたのは、8年以上愛用していたアイアンを新モデルの『241CB』に変更していた点だ。どういう心境の変化があったのだろうか。
「新たなモデルは良かったですね。ソールの前と後ろを削っていて、ヘッドの抜けがすごく良かったですね。(持ち球の)フェードが安定して球がねじれなくなったのがいいですね。前のアイアンと比べてもいいです。もちろん打感は柔らかいですよ」
48・52・58度のウェッジは『BRM2』をかわらず採用している。
「ウェッジで重要視するのは顔で、『BRM2』は顔がすごく好きなんです。トップラインが丸いのがいい。その方がフェースを開きやすいんです。『BRM2』のソールは抜けるように、バンスをなくしてもらっています。58度だけスピン性能が高い『無限』にしました」
『PLD プロト』パターを採用しているが、開幕戦では0.5インチ長くしていたという。「悪くなると前傾が深くなってしまうんです。だから少し長くしてもらって、グリップはなるべく長く持って前傾が深くならないようにしています」。
彼女が厚い信頼を寄せるギアで、今季年間女王に輝けるのか。目が離せなさそうだ。
【桑木志帆のクラブセッティング】
1W:ブリヂストン Bリミテッド B1 LS(9度/ディアマナBB 53S)
3W:ブリヂストン B1ST(15度/ディアマナWB 53S)
3・4U:ブリヂストン B2HT HY(19・22度/TENSEI ハイブリッド1K70 HY)
5I~ PW:ブリヂストン 241CB(N.S.PRO 850GH S)
48・52・58度:ブリヂストン BRM2(N.S.PRO 950GH S)
PT:ピン PLD プロト
BALL:ブリヂストン ツアー B X
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