竹田麗央が日本勢12人目の米ツアー“海外V” これまでの日本勢優勝者一覧
<ブルーベイLPGA 最終日◇9日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>
竹田麗央がルーキーイヤーに米国女子ツアー2勝目を飾った。昨年11月の日米共催「TOTOジャパンクラシック」では、ノンメンバーとして米ツアー初優勝。今季からルーキーとして米ツアーに参戦し、5試合目で頂点に立った。
2打差をつけ、単独首位で最終日に入った。序盤から持ち味のショットでチャンスにつけ、出だし4ホールで3バーディを奪取。そのまま後続を引き離し、8バーディ・ボギーなしの大会記録タイ「64」をマーク。トータル17アンダーまで伸ばし、後続に6打差をつける圧勝劇を披露した。
ルーキー優勝は2023年「ウォルマートNWアーカンソー選手権」を制したユ・ヘラン(韓国)以来。今季の新人賞争い(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)も首位を快走している。
今季は日本勢13人が米ツアーを主戦場にしており、これは史上最多。その中で今季第1号の優勝者になった。
日本から米ツアーに参戦した選手の先駆けといえば樋口久子だが、その樋口以降の、日本勢の優勝者をまとめた。海外で優勝を挙げたのは、竹田で12人目となった。
【日本勢米ツアー優勝者一覧】
■樋口久子 2勝
1977年 全米女子プロゴルフ選手権 ほか
■岡本綾子 17勝
1982年 アリゾナ・クーパークラシック ほか
■小林浩美 4勝
1993年 JAL・ビッグ・アップルクラシック ほか
■福嶋晃子 2勝
1999年 ザ・フィリップス招待 ほか
■宮里藍 9勝
2009、11年 エビアン・マスターズ ほか
■宮里美香 1勝
2012年 セーフウェイクラシック
■野村敏京 3勝
2016年 スウィンギング・スカートLPGAクラシック ほか
■畑岡奈紗 6勝
2018年 ウォルマートNWアーカンソー選手権 ほか
■渋野日向子 1勝
2019年 全英AIG女子オープン
■笹生優花 2勝
2021、24年 全米女子オープン(21年はUSLPGAの記録上、フィリピン国籍での優勝)
■古江彩佳 2勝
2024年 アムンディ・エビアン選手権 ほか
■竹田麗央 2勝
2025年 ブルーベイLPGA ほか
以下、日本国内で開催される日米共催試合のみの優勝者
■岡田美智子 1勝
1978年 LPGA ミズノ・ジャパンクラシック
■大迫たつ子 1勝
1980年 マツダ・ジャパンクラシック
■吉川なよ子 1勝
1984年 マツダ・ジャパンクラシック
■森口祐子 1勝
1987年 マツダ・ジャパンクラシック
■平瀬真由美 1勝
1996年 東レ・ジャパンレディースカップ
■上田桃子 2勝
2007、11年 ミズノクラシック
■鈴木愛 1勝
2019年 TOTOジャパンクラシック
■稲見萌寧 1勝
2023年 TOTOジャパンクラシック
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