「愛のあるものは開示なし」 ヒカキンが“ヒカニチ”を事実上公認、ファン歓喜
「ヒカキン」(登録者数1900万人)が自身のネットミーム、「ヒカニチ」を事実上公認したとして話題となっています。
ヒカキンが自身のミーム素材を配信で使用
「Hikakin Mania(ヒカキンマニア)」とは、ヒカキンの動画での発言を改変して投稿していた投稿者のことで、そこから派生してヒカキンの二次創作動画全般を指したり、ヒカキンへの熱烈な愛着を持つ人物を指す言葉として使われています。
また、似たものとして「ヒカニチ(ヒカキンの日常)」というコンテンツも知られており、ヒカキンのミーム素材を継ぎ接ぎにして台詞を喋らせるという、独自の日常生活を描く動画も知られています。ヒカマニ・ヒカニチでは、下ネタや下品なシーンを含む動画も投稿されています。
ヒカキンと所属事務所のUUUMは、ヒカマニ・ヒカニチに対し、長らく黙認という立場をとっていました。ところが昨年11月に、「ヒカキンゲームズ」(同621万人)が、実況が盛り上がる場面に合わせて
ワーッ!ヘッヘッヘッヘッ!?
というヒカマニの有名なネットミーム素材を使用しました。
これを皮切りに、ヒカキンは、“ヒカマニ語録”を動画で利用するように。今年1月に開設した、公式のTwitch切り抜きチャンネル「HikakinClipTV」(同35万人)では、動画のオープニングやアイキャッチなどで、ふんだんにヒカマニを使用しています。
さらに、ここ最近のTwitchの大人向け配信ではヒカニチを取り上げる機会が多く、ファンの間では「本人公認」と目されるようになりました。
視聴者と一緒にヒカニチを鑑賞するヒカキン
そんな中、1日に実施した生配信で、ヒカキンは「ヒカニチを見ようかなと思って」と切り出すと、YouTubeに投稿されている動画を視聴者と一緒に視聴しました。作り込まれたヒカニチ動画では、
これ、相当愛がないと作れなくね?
めちゃくちゃ愛があるじゃん
と意外そうに話し、「開示(請求の)要素ゼロなんだけど」と発言します。一方で、面白みに欠ける動画や不適切な表現が含まれる動画には、
すっげー嫌なんだけど、なにこれ?
二流だな〜、本当に
開示だな。開示です
と、きっちり評価しています。
これに、チャット欄では驚きの声が上がるほか、「きたあああ」「ついに」と喜びの声が上がりました。また、6日に公開された切り抜き動画「ヒカキン本人と見るヒカニチ人気動画【善良キン】」では、コメント欄で
愛のあるものは開示なし❤︎
という本人のコメントを設定してます。
これに、ファンは「開示しないの優しすぎて泣く」「自分がオモチャにされてるのに半分公認するの器がでかすぎる」「マジでHIKAKINが笑った時の安心感エグかったw」「本来は怒りたいはずだよね でもそれを怒らないでむしろ笑ってくれてるあたり優しい」など、ヒカキンの器の大きさに脱帽する声が上がっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。