京都国際パワーで4号3ランHR放ち打率.304と打撃好調で1軍昇格へ猛アピール！梅野隆太郎,坂本誠志郎が名を連ねる阪神1軍捕手陣を脅かす活躍期待の好打者とは！？

3月7日、阪神甲子園球場で行われたオープン戦・DeNAベイスターズ戦に、「5番・一塁」で先発出場した高寺望夢は、4打数2安打2打点。2点タイムリーヒットを含むマルチヒットを記録し、OP戦打率.400と打撃好調で、開幕1軍へ猛アピールした。

初回、2アウト走者なしの場面で打席に立った高寺望夢は、DeNAベイスターズ先発の東克樹の初球113kmカーブをセンターへ弾き返すセンター前ヒットを放った。

さらに3回、1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立つと、高寺望夢はDeNAベイスターズ2番手・松本凌人の6球目147kmストレートをレフトへ弾き返す2点タイムリーヒットを放ち、マルチヒットを記録した。

これで実戦9試合に出場し、23打数9安打7打点、打率.391と打撃好調を維持し続ける高寺望夢を藤川監督は、オールラウンダーとして期待を掛けている。

一塁には大山悠輔、三塁には佐藤輝明、外野には近本光司、森下翔太、前川右京とレギュラーを奪うには強敵揃いだが、高寺望夢が存在感を放ち続け、1軍でどれだけ活躍できるかがレギュラー奪取へ向けた大きな一歩になりそうだ。