西武鉄道の「乗車ポイントサービス」刷新で簡単・お手軽にポイ活できるように PASMO定期券の「通学利用」でも、月1回乗るだけでも……
西武鉄道が2025年4月1日から「乗車ポイントサービス」を刷新します。
本サービスは「SEIBU PRINCE CLUB」に登録したPASMOを使い、特定の条件で西武線・西武バスに乗車することで「SEIBU Smile POINT」が付与されるというものです。
2025年度の乗車ポイントサービスは付与条件がかなり緩くなっており、西武線ユーザーだけでなく、たまに西武線に乗る方にとっても嬉しいリニューアルと言えそうです。発表内容を紐解いていきましょう。
PASMO定期券でポイントがたまる
[対象日]2025年4月1日(火)~2026年3月31日
2025年度はPASMO定期券(通勤・通学)で西武線の駅を出場することでポイントがたまります。進呈は5ポイント/日。「モバイルのPASMOで利用する場合は5ポイント追加」「月内に西武線アプリをログインして使用していると5ポイント追加」の2点も重要です。
付与は翌月9日以降ですが、4・5月分はシステム切り替えのため進呈が大きく遅れる見込みとのこと。出場対象駅は西武線各駅ですが、小竹向原駅・国分寺駅JR連絡改札口・武蔵境駅JR連絡改札口は除きます。
2024年度からの主な変更点。通学(大人・小児)、通勤(小児)も対象になり、出場対象駅は小竹向原を除く西武線全駅に拡大されます。西武線内~直通運転先で利用される方も、行きか帰りのどちらかが対象となるため、もれなく5ポイント貰えるという仕組みです。
また、エントリーは不要。乗車する曜日や時間帯の指定もなくなり、いつ乗ってもポイント付与の対象となります。ただし、定期券区間外を含む乗車は対象外となりますので、その点は注意が必要です。
現行の乗車ポイントサービスにおける「オフピークプラス」キャンペーンは、出場対象駅が池袋駅・高田馬場駅・西武新宿駅の3駅のみ、かつ平日ダイヤで運行する日が対象。進呈ポイントはモバイルだと3倍の15ポイントになるというおトクぶりではありましたが、対象駅が少なく、ピーク時間帯も意識しなければなりませんでした。2025年度の定期券利用者向けポイントサービスは、曜日や時間帯の指定もなくなり、ほぼ全ての西武線利用者に使いやすいサービスとして提供されることになります。
ICSF(PASMO残額)で西武線に乗ってもポイントがたまる
[対象日]2025年4月1日(火)~2026年3月31日
西武線をICSFで利用するとポイントがたまります。対象区間は「西武線内各駅間」とされていますが、西武の発表には「※直通電車ご利用で、他社の自動改札機で入場または出場した場合も対象です」の注もあり、あまり意識しなくてもポイントが手に入りそうです。
進呈ポイントは5ポイント/回。モバイルのPASMOで利用する場合は5ポイント/回を追加し、月内に西武線アプリをログインして使用していると5ポイント/回を追加。月内の利用を集計し、翌月9日以降にポイントを進呈します。
2024年度は「月に3回以上乗車」という条件がありましたが、2025年度は月1回目の利用から対象となります。普段はあまり西武線を使わない方も乗車ポイントサービスに登録する旨味のある変更と言えそうです。
個別キャンペーンも充実
このほかにも、西武バスや西武観光バスへ土休日に乗車すればポイントがもらえる「西武バス土休日おでかけポイント」(要エントリー)や、「ベルーナドームへ電車で来場ポイント」などの個別キャンペーンも実施予定。
また、SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン(Laviewデザイン)で西武鉄道の定期券を購入すると、110円あたり3ポイント、オートチャージで1,000円あたり5ポイント貯まります。これを上手く組み合わせて「買っても」「乗っても」ポイントが貯まると、嬉しいですね。
記事提供元:鉄道チャンネル
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。