研ナオコが認知症の祖母に 9年ぶり映画主演 ソープ嬢=中尾有伽とW主演 「うぉっしゅ」予告
2025年5月2日より劇場公開される、中尾有伽と研ナオコがダブル主演を務める、岡﨑育之介監督・脚本作「うぉっしゅ」の、予告編とポスタービジュアルが公開された。
「うぉっしゅ」は、ソープ店で働く主人公・加那(中尾有伽)と、母から頼まれて1週間だけ面倒を見ることになった紀江おばあちゃん(研ナオコ)の物語。8年ぶりに再会した紀江おばあちゃんのあいさつは、「はじめまして」だった。さらに、仕事のことを家族に隠していた加那は、ソープ嬢ということを秘密に、昼間はおばあちゃんを洗い、夜はお客さんを洗う=“人を洗う”ダブルワークをすることになる。認知症が進み、孫のことも思い出せないおばあちゃんに、介護などしたことのない加那はどう接していいのか分からなくなる。
どんなに頑張っても、会うたびに“はじめまして”のあいさつを繰り返すおばあちゃんにむなしさを覚える加那だったが、知人から「おばあちゃんが忘れたんじゃない。忘れられてしまっていたから、忘れてしまったんですよ」と言われたことが、これまでの考え方を思い直すきっかけとなる。どんなにおばあちゃんが忘れても、私が覚えておけばいいんだと気がついた加那。今できることを、おばあちゃんと一緒に楽しむことにした加那と紀江おばあちゃんの、ファンキーで痛快な暮らしが何かを変えることになる。
加那を演じるのは映画「暁闇」「窓辺にて」、テレビドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」などに出演してきた中尾有伽。9年ぶりの映画主演となる研ナオコが、認知症の祖母・紀江役を務める。ほかに、嶋佐和也、中川ゆかり、髙木直子、磯西真喜、重松文らが出演する。メガホンを撮ったのは、2023年に「安楽死のススメ」で監督デビューを果たした岡﨑育之介。


【作品情報】
うぉっしゅ
2025年5月2日(金)新宿ピカデリー/シネスイッチ銀座 他全国公開
配給:NAKACHIKA PICTURES
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記事提供元:映画スクエア
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