【感動】殺処分前日に命を救われた保護犬、崩壊した家の瓦礫の中から少年を救出

どうぶつ達の激かわ＆仰天映像大連発「世界を救う！ワンにゃフル物語 柴と三毛とゲストの片桐くん」。番組MCの柴犬・七之助（声・みなみかわ）が、三毛猫のいとうあさこ&ビーグル犬の片桐仁とともに、世界中でガンバル動物たちが起こす“ワンにゃフル”な奇跡の映像をお届け。


番組から、殺処分前日で命を救われた保護犬が起こした奇跡をピックアップして紹介！

【動画】感動秘話！殺処分前日に命を救われた保護犬、崩壊した家の瓦礫の中から少年を救出

愛犬が起こした奇跡

奇跡の舞台となったのは、アメリカ・ノースカロライナ州の自然豊かな小さな町。祖父母と子供たちと暮らす犬のタッカー（4歳）が、兄のジェイミーくん（11歳）の命を救った。ジェイミーくんは「タッカーは僕のヒーローなんだ。思ってたことが本当に起きたんだ」と、その時を振り返る。


奇跡の出会いは2021年。犬を飼うため2人でお小遣いを貯めたジェイミーくんと妹のジェマちゃんは、祖父とともに訪れた保護犬シェルターで生後6ヵ月のタッカーと出会う。実は、タッカーは翌日、殺処分の予定だった。一目で気に入ったジェイミーくんは、タッカーを引き取ることに。
殺処分前日に命を救われたタッカーは、ジェイミーくんに愛情を注がれすくすくと育つ。ジェイミーくんが怒られていると、タッカーが割って入り祖父母の怒りをなだめてくれることもあったという。




そんな中、2024年9月、後に史上最強といわれることとなる巨大ハリケーン「へリーン」が直撃。暴風雨が猛威を振るい木々や家をなぎ倒し、町中が水浸しとなり、1000人以上の被災者を出した。


一家の暮らす家は、土砂によって押しつぶされて崩壊。幸い祖父とジェマちゃんは無事、タッカーもケガひとつなく元気な状態だった。タッカーは祖母とジェイミーくんを探し始める。人間には聞き取れない聴力と嗅覚がフルに発揮できる状況ではなかったが、それでもタッカーは諦めなかった。

まずタッカーは、動けなかった祖母を発見。タッカーに励まされた祖母は、なんとか自力で脱出。しかし、ジェイミーくんが見つからない。町中が被害に遭っているため、消防隊もなかなか駆けつけることができなかった。


その頃、ジェイミーくんは泥にまみれ、重なり合う瓦礫の奥深く約3mも下に埋もれながら「タッカー、僕を見つけて」と祈っていた。

ようやく消防隊が救出にきたものの、声をかけてもジェイミーくん返事はなく、どこを探せばいいかわからない。


消防隊は瓦礫の上で吠え続けるタッカーを助けようとするが、タッカーはその場所を動かなかった。実は、タッカーはその下にジェイミーくんがいることがわかっていた。この場所で吠えてジェイミーくんを励まし、居場所を知らせるために必死で吠え続けていたのだ。

殺処分の前日に、ジェイミーくんに命を救われたタッカー。その鳴き声は届き、ジェイミーは「僕はここだよ！」と声をあげる。こうして消防隊が動くが救出は難航。その間、タッカーは片時も離れずジェイミーくんを見守っていた。


こうして3時間後、タッカーの活躍によりジェイミーくんの命は救われた。そして今、家族全員、元気で暮らしている。




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