「優勝してタイガーと写真撮りたい」連覇に挑む松山英樹 昨年は叶わなかった“野望”実現へ
<ジェネシス招待 事前情報◇11日◇トリーパインズGC サウスC(カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>
昨年大会で最終日に6打差を覆し、大逆転で2年ぶりとなるツアー9勝目をつかんだ松山英樹。11日、ディフェンディングチャンピオンとして公式会見に出席した。「去年は久々の優勝ということもあって本当にうれしかったですし、新しいチームとして優勝できたという喜びが強かったです」と、振り返った。
今年もザ・リビエラカントリークラブでで開催される予定だったが、1月に発生したロサンゼルスの山火事の影響でトーリーパインズGCに変更して開催される。「火事がある前はリビエラでできると思っていたけど、火事があってコースが変わった時点で、ここに良い準備をするために、きのう、きょうと練習して少しずつ状態は良くなっているんで、楽しみな週になる」と、入念な準備を進めている。
1月の開幕戦「ザ・セントリー」でツアー11勝目。その後も予選落ちはなしと安定した戦いを続けている。「やっぱりケガが少なくなっているというのが大きい。それにともなって、一昨年その前に比べたら、少しずつ練習量が戻ってきている。そういうところで少し安定感が出てきていると思う」と、その要因を分析する。
今年は久常涼に加えて、星野陸也、金谷拓実、大西魁斗と新たに3選手が米ツアーに参戦。現地記者から若手選手たちにアドバイスはないかと聞かれると、「まあ、とにかく頑張れとしか言えないけど、僕もまだ頑張って。その若い子たちがここに、日本人選手がここにくるまでまだまだ頑張っていたいなと思う」と、自らも鼓舞した。
この大会はタイガー・ウッズ(米国)がホスト役を務めている。しかし、昨年はタイガーが大会2日目にインフルエンザの症状が出て途中棄権。最終日もコースには姿を見せず、2人の対面は叶わなかった。「今年はタイガーがプレーできないけれど、日曜日には来るっていう情報が入っているので。また優勝してタイガーと写真撮りたいという欲は強いので、そこに向けて頑張りたい」と、連覇を達成して今年こそ“レジェンド”と記念撮影をする野望を持っている。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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