CO2捕集技術の実証検証で連携 ヤマウ、延岡市など3者が協定
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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コンクリート製品を製造販売するヤマウ(福岡市)、宮崎県延岡市、リサイクル石灰製造のタケ・サイト(静岡市)の3者はこのほど、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接捕集する実証実験で協力する連携協定を締結したと発表した。
脱炭素社会の実現が目的で、生コン工場廃棄のコンクリートスラッジにCO2を吸着させて再生炭酸カルシウムに加工する技術を検証する。砕いたコンクリートスラッジに水をかけ、繰り替えし乾かして再生炭酸カルシウムに仕上げるという。コンクリートスラッジは延岡市内の生コン工場から無償で調達。実験場所は、延岡市から無償貸与された廃線した高千穂鉄道トンネル内。
今回検証する技術を使うと、コンクリートスラッジ1トンに対して、160キログラム程度のCO2吸収が期待できるという。再生炭酸カルシウムはコンクリートの材料などへの利用を想定している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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