"令和の癒やし姫"・志田音々。その悲壮な(?)決意の理由「追い込まれたいです。すてきな大人になれると思うので」
2月14日(金)にサード写真集『音色-vivace-』台湾旅行編、『音色-cantabile-』長崎・五島列島編を2冊同時刊行。
今年もグラビアシーンを快走する"ねねまる"こと志田音々が、2月3日(月)発売『週刊プレイボーイ7号』の表紙&巻頭グラビアに登場。
その顔に似合わぬ秘めたる野望を今、明らかにする―。
■"大人のねねまる"にまつわる、ある懸念――今回は週プレでの3回目の表紙撮影でした。
志田 今まであまりチャレンジしたことのなかった「和」の大人っぽさという方向性で、癒やしの旅行に行ってまいりました。千葉の鴨川にある温泉旅館で撮影したんですけど、露天風呂に長く浸かって、ぱっと立ち上がったときに冷たい風がスーッと吹き抜けて、血がすわーってなる感じが気持ち良かったです。
――サウナーみたいなことを言い出しましたね。
志田 そうです、「ととのう」みたいな。
――「大人の温泉旅行」という世界観はいかがでした?
志田 笑顔がはじけているときのほうが素の自分っぽくはあるんですけど、年々無理して大人っぽい表情をしている感覚がなくなってきました。なんなら、ほかの媒体さんでグラビアを撮るときも最近は必ず「大人」というキーワードがあって。「普段の私はそんなに子供っぽいのかな?」という疑問も抱きつつ、でも昔から応援してくださっている読者の方には、やっぱり時の経過とともに違う面も見ていただけたほうがいいと思うので、自分なりに挑戦しています!
――実際、"大人のねねまる"に対してのファンの方々の反響はありますか?
志田 あるんですよ。「音々ちゃんってこんな表情もできるんだね」とか「きれいな女性になってきたね」とか、言われてうれしかった言葉がたくさんあります。でも、怖いのが......。
――なんです?
志田 そういうきれいな写真を見てファンになってくれた方々が、実物の私を見るとびっくりするのかな、と。実際、あったんです。リアルイベントに来てくださった女性のファンの前で、いつもの調子で「まるまるねねまるです」(頭上に両手を掲げる決めポーズ)ってやると......。
――(あれ?)みたいな(笑)。
志田 こんなコだったんだって、言わずとも顔に書いてあったりします(笑)。でも、そんな私も受け入れてくれる優しいファンばかりで、感謝しています。
――今月には台湾と長崎の五島列島で撮影したサード写真集も発売されますけど、グラビア歴もずいぶん長くなってきました。
志田 はい。サード写真集の撮影に当たって昔の作品を見返したりもしたんですけど、いい意味で年を重ねてきたのかなというか、最近は現場でモニターを確認させていただくときに、「前はこういう表情できなかったよなー」って思うことも多いです。表現的なことでいうと、表情って無限にあるのでどんどん新しい一面を見せていければと思いますし......あとはそう考えたときに、ポーズも無限にあるわけじゃないですか。でも私、体が硬くて。なので、今後はそこを改善していけると、表現の幅が広がるのかなと思っています。
――志田さんから体づくり的な話を聞いたことって、そういえばないですね。
志田 撮影前にちょっと食事を減らそうとか、そのくらいはやっていたんですけど、めちゃめちゃ筋トレしようとか、どこどこを集中的に鍛えようとか、そういうことはなくて。「ありのままの自分」「大人のねねまる」ときたので、そろそろ第3章に移行しようかと思っています。
――柔軟と筋トレを頑張って、ポーズを増やす?
志田 はい。実は心強い味方がいるんですよ。私の母は器械体操をやっていたので、本人も体が軟らかいし、柔軟や筋トレの方法もいろいろ伝授してもらおうと思ってるんです。筋トレは、特におなか周りを鍛えたいなと。
――インタビューをすると必ず出てくる、ご家族の力も借りて......。相変わらず仲良しのようで何よりです(笑)。
■どんな仕事も全部ウエルカムです!――そのほかに今年の目標は何かありますか?
志田 初心を忘れずというのは持ちつつ、もうひとつステップアップするためには、意識的に向上心を持って仕事をしたいなと思っています。具体的には、お芝居への挑戦は引き続きしていきたいのと、サード写真集がいっぱい売れたらいいなというのと、この表紙を務めた週プレがいっぱい売れたらいいなというのと......。
――貪欲なのはいいことですね。そういえば以前、「頭にたらいを受けるような仕事もしてみたい」と言っていましたけど、そういう欲はなくなった?
志田 あります! なかなか機会に恵まれないんですけど......でも言い続けないとですよね。そういう体を張った仕事......たらいを受けるのも、ぬるぬるライダーもドッキリ企画とかも、全部ウエルカムです!
――ぬるぬるライダー......?
志田 注射もバンジージャンプも本当は大嫌いだけど、お仕事だったらカモンカモンです!
――......ともかく、意気込みは伝わりました。
志田 あとは、根拠を持った自信が欲しいです。自信を持っている女性......それをひけらかすとかではなく、自分の芯の中に、努力に裏打ちされた自信、謙虚さを兼ねた自信を持っている女性って、すごくきれいだなと思うので。
――根拠のある自信というのは、どうしたら身につくのでしょう?
志田 やっぱり努力している人とか、苦労をしてきた人って、男女問わず魅力的でポジティブなオーラが漂っていると思うので、そういう努力とか経験が根拠になっていくのかなって。私はこれまで平穏・平和に生活してきて、もちろん目の前のお仕事には全力で取り組んできましたけど、プラスアルファがあるだろうかって考えたときに、私が憧れているような人たちと比べると少ないんだろうなと思ってしまうので。もっと堂々と胸を張れるような根拠をつくっていきたいです。
――そのために、大変な目に遭いたいということですかね。
志田 要するにそうですね。
――追い込まれたい。
志田 追い込まれたいです。それを乗り越えた先で、すてきな大人になれるのかなと。
――一回、実家を出てみたらいいんじゃないですかね?
志田 やっぱりそうですよね? 手っ取り早い苦難は親離れ、妹離れだと思うんですけど、それは最終手段として考えているんですけど......。うん、それは本当に最終手段で(笑)。
――さっき早速、「お母さまに柔軟を手伝ってもらう」と。
志田 早速ダメでした(笑)。でもせっかくある実家アドバンテージは、ちょっとは使っていいと思う!
――したたかな"ねねまる"も、いいと思います。
■志田音々(Nene SHIDA)
1998年7月15日生まれ 埼玉県出身
身長167㎝ 血液型=AB型
〇『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日)に桜井沙羅役で出演。3rd写真集『音色-vivace-』台湾旅行編、『音色-cantabile-』長崎・五島列島編(共に講談社)が2月14日(金)に同時発売。発売記念イベントが2月23日(日・祝)12:30~、東京・SHIBUYA TSUTAYAで開催予定。2月21日(金)~24日(月・祝)に東京・CBGKシブゲキ!!で公演予定の朗読劇『放課後に星はみえるか』の、24日12:30~回、16:30~回に太刀川陽愛役で出演。本格自転車情報番組『チャリダー★快汗!サイクルクリニック』(NHK BS、金曜23:30~)に出演中。
公式X【@nenemaru0715】
公式Instagram【@shida_nene0715】
志田音々デジタル写真集『熱い吐息』
撮影/熊谷 貫
記事提供元:週プレNEWS
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