SL命の鉄オタが道中まさかの散財?鉄フェスで出会った運命のお宝アイテムの行方は?:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。今回のテーマは、「お宝とミーティングして超エキサイティング!真冬のトレジャーハンティングSP」。お宝を探し求めるYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】SL命の鉄オタが道中まさかの散財?&音信不通になった日本の恩人をガチ訪問
空港で声をかけたのは、オーストラリアから来たアーサーさん(24)。電車に乗るための2度目の来日だそうで、3週間の滞在中は小湊鐡道、大井川鐡道、銚子電鉄、JR東日本、JR西日本…など、約15本に乗車予定。しかも25歳の誕生日をはさんだ記念すべき旅、「特に楽しみなのは大井川鐡道なんだ。なぜなら僕にとってSLは人生の一部だからね、僕は大井川鐡道を愛しているんだ」と目を輝かせる。それもただ好きなだけでなく、「彼らはEL(電気機関車)とSL(蒸気機関車)を所有しており、1930年代のエンジンを使用し、車両は1950年代のモノで、SLの種類はC56とC10とC11がある」と、サラリと解説できるガチ勢だ。
鉄道模型専用のスーツケースも持参しているそうで、中を見せてもらうと、趣味で集めた日本のSL模型がびっしり! 自宅には約150個の模型も所有する、筋金入りの鉄オタだ。ぜひ大井川鐡道にもついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
大井川鐡道の乗車日、新金谷駅(静岡県)に現れたアーサーさんは、パッフィンビリー鉄道(オーストラリア)の制服に身を包んでいた。車掌気分でC10(かわね路1号)の到着するホームへ。エンジンルームを見学して客室の指定席に着席したら、いよいよ川根温泉笹間渡まで、49分のSL旅に出発だ。アーサーさんは窓をもちろん全開にし、煙の香りやSLの音を楽しむ。ただし煙が目に入ると超痛いので、保護メガネの着用は忘れない。
家山駅に到着するといったん下車し、蒸気エンジンへの給水作業もしっかり見学。大井川鐡道の給水には、SLタンクに水垢ができないよう地下水を軟水化して使っているそうだ。
アーサーさんがここまでSLにハマったきっかけは、祖母がくれた「機関車トーマス」のプラモデルだった。日本のSLを知ったのも、両親がくれた鉄道の本。日本の絶景の中を疾走するSLショットに一目惚れし、本や動画サイトを調べまくったそうだ。そんなアーサーさんは、「今オーストラリアでSLの運転士を目指しているんだ」という。地元の鉄道会社で働きながら、SL運転士の資格取得に向け勉強中だそうだ。それもこれも、将来は日本でSL運転士になるため。「大井川鐡道やSLやまぐちのような、絶景を走るSLを運転するのが夢だよ」と、夢は広がるばかり。
アーサーさんが次に向かったのは、有明にある東京ビックサイト。この日は、鉄道開通(10月14日)を記念するイベント「第31回鉄道フェスティバル」が開かれていた。全国から約70の鉄道会社が集結し、毎年2万人が訪れるという鉄オタにはたまらない一大イベントだ。実際に使われていた鉄道部品など、お宝がザクザク売り出されるなか、アーサーさんが狙うのは、鉄道の製造銘板(製造会社や製造念が表示された板)。台車や外装・内装など各パーツに設置される板だが、希少価値が高いものは100万円以上の値がつくことも。すると「かなり良い製造銘板を見つけたよ」と、お宝を発見して鼻息を荒げるアーサーさんの姿が!
しかし、肝心のお金が足りない…という。さっそく母国に電話し母にお願いすると、なんとか資金を振り込んでもらえることに。
実はアーサーさん、誕生日ということで財布のひもが緩み、爆買いしすぎて予算を使い果たしてしまっていた。40,000円の懐中時計、36,960円の列車の模型…など、なんと現時点で20万円も散財!
青と白の組み合わせに一目惚れした、どうしてもゲットしたい銘板がコレ(20,000円)。山陽電気鉄道ブースの販売スタッフには、すぐに資金を用意するから待って…と、必死で翻訳アプリで伝えた。このやり取りで、ちゃんと取り置きできたのだろうか?
20分後に振りこみを確認すると、ATMで現金をおろし、再び販売ブースへ猛ダッシュ。さあ、急げ!
ブースにできた行列に並び、お目当ての銘板を確認するが…ショーケースの中には見当たらない。まさか…、スタッフには意図が伝わらず、もはや売れてしまったのではないか!?
アーサーさんは徐々に不安になるが、順番が来るとスタッフが「あっー!」と声をあげ、後ろの棚から銘板を出してくれた。ショーケースになかったのは、スタッフが気をきかせて取り置きしてくれていたからだった。おかげで無事に銘板を手に入れることができたアーサーさん、良かったね!ということで、密着はここまで。
この後、SL大樹(東武鉄道)、SLやまぐち(JR西日本)をはじめ、16本の列車に乗車したそう。アーサーさん、また鉄道旅を楽しみに来てね!
【動画】SL命の鉄オタが道中まさかの散財?&音信不通になった日本の恩人をガチ訪問
空港で声をかけたのは、オーストラリアから来たアーサーさん(24)。電車に乗るための2度目の来日だそうで、3週間の滞在中は小湊鐡道、大井川鐡道、銚子電鉄、JR東日本、JR西日本…など、約15本に乗車予定。しかも25歳の誕生日をはさんだ記念すべき旅、「特に楽しみなのは大井川鐡道なんだ。なぜなら僕にとってSLは人生の一部だからね、僕は大井川鐡道を愛しているんだ」と目を輝かせる。それもただ好きなだけでなく、「彼らはEL(電気機関車)とSL(蒸気機関車)を所有しており、1930年代のエンジンを使用し、車両は1950年代のモノで、SLの種類はC56とC10とC11がある」と、サラリと解説できるガチ勢だ。
鉄道模型専用のスーツケースも持参しているそうで、中を見せてもらうと、趣味で集めた日本のSL模型がびっしり! 自宅には約150個の模型も所有する、筋金入りの鉄オタだ。ぜひ大井川鐡道にもついて行きたいとお願いすると、快諾してくれたので密着決定!
大井川鐡道の乗車日、新金谷駅(静岡県)に現れたアーサーさんは、パッフィンビリー鉄道(オーストラリア)の制服に身を包んでいた。車掌気分でC10(かわね路1号)の到着するホームへ。エンジンルームを見学して客室の指定席に着席したら、いよいよ川根温泉笹間渡まで、49分のSL旅に出発だ。アーサーさんは窓をもちろん全開にし、煙の香りやSLの音を楽しむ。ただし煙が目に入ると超痛いので、保護メガネの着用は忘れない。
家山駅に到着するといったん下車し、蒸気エンジンへの給水作業もしっかり見学。大井川鐡道の給水には、SLタンクに水垢ができないよう地下水を軟水化して使っているそうだ。
アーサーさんがここまでSLにハマったきっかけは、祖母がくれた「機関車トーマス」のプラモデルだった。日本のSLを知ったのも、両親がくれた鉄道の本。日本の絶景の中を疾走するSLショットに一目惚れし、本や動画サイトを調べまくったそうだ。そんなアーサーさんは、「今オーストラリアでSLの運転士を目指しているんだ」という。地元の鉄道会社で働きながら、SL運転士の資格取得に向け勉強中だそうだ。それもこれも、将来は日本でSL運転士になるため。「大井川鐡道やSLやまぐちのような、絶景を走るSLを運転するのが夢だよ」と、夢は広がるばかり。
アーサーさんが次に向かったのは、有明にある東京ビックサイト。この日は、鉄道開通(10月14日)を記念するイベント「第31回鉄道フェスティバル」が開かれていた。全国から約70の鉄道会社が集結し、毎年2万人が訪れるという鉄オタにはたまらない一大イベントだ。実際に使われていた鉄道部品など、お宝がザクザク売り出されるなか、アーサーさんが狙うのは、鉄道の製造銘板(製造会社や製造念が表示された板)。台車や外装・内装など各パーツに設置される板だが、希少価値が高いものは100万円以上の値がつくことも。すると「かなり良い製造銘板を見つけたよ」と、お宝を発見して鼻息を荒げるアーサーさんの姿が!
しかし、肝心のお金が足りない…という。さっそく母国に電話し母にお願いすると、なんとか資金を振り込んでもらえることに。
実はアーサーさん、誕生日ということで財布のひもが緩み、爆買いしすぎて予算を使い果たしてしまっていた。40,000円の懐中時計、36,960円の列車の模型…など、なんと現時点で20万円も散財!
青と白の組み合わせに一目惚れした、どうしてもゲットしたい銘板がコレ(20,000円)。山陽電気鉄道ブースの販売スタッフには、すぐに資金を用意するから待って…と、必死で翻訳アプリで伝えた。このやり取りで、ちゃんと取り置きできたのだろうか?
20分後に振りこみを確認すると、ATMで現金をおろし、再び販売ブースへ猛ダッシュ。さあ、急げ!
ブースにできた行列に並び、お目当ての銘板を確認するが…ショーケースの中には見当たらない。まさか…、スタッフには意図が伝わらず、もはや売れてしまったのではないか!?
アーサーさんは徐々に不安になるが、順番が来るとスタッフが「あっー!」と声をあげ、後ろの棚から銘板を出してくれた。ショーケースになかったのは、スタッフが気をきかせて取り置きしてくれていたからだった。おかげで無事に銘板を手に入れることができたアーサーさん、良かったね!ということで、密着はここまで。
この後、SL大樹(東武鉄道)、SLやまぐち(JR西日本)をはじめ、16本の列車に乗車したそう。アーサーさん、また鉄道旅を楽しみに来てね!
記事提供元:テレ東プラス
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