女性人気にも期待? 山内日菜子はテーラーメイドの新ドライバーで飛距離UP「“かわいい”よりも“かっこいい”!」
8日、都内でテーラーメイドが新製品発表会を開催した。そこでは新シリーズとなる『Qi35』がお披露目され、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティなどの特徴が紹介された。さらに、同社契約プロの山内日菜子、中島啓太、新垣比菜が登壇しトークセッションを行った。
DPワールド(欧州)ツアーを主戦場に戦い、昨年3月の「ヒーローインディアンオープン」でツアー初Vを挙げた中島は、『Qi35 LS』『Qi35 MAX』『Qi35 MAX LITE』の3タイプあるドライバーの中で『LS』を選択した。
「強いボールが出て、距離も出ます。スイートスポットの広さを感じますし、慣性モーメントも高いものをキープしているので、より優れたドライバーが出てきたなと思いました」と好感触。来週、自身の今季初戦「ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック」(1月16~19日)で新しい武器を手にに戦いへ挑む。
「私は、見た目を重視するんですけど…」と話し始めたのは、昨年の国内女子ツアー「伊藤園レディス」で涙の大逆転Vを飾った山内。今回のウッド系はグレーとブラックを基調としたシックなデザインとなっている。「すごく“顔”(ヘッドの見た目)がかっこいいので、すんなり打てました。見た目がいいことで簡単に思えるところもあるし、安心感がある。今年の試合で使うのがすごく楽しみです」とコメントした。
昨年の「ヨネックスレディス」で6年ぶりの通算2勝目を挙げた新垣も、「初めて見たときに色がマットっぽくて、すごくかっこいいと思いました。形もスタイリッシュで好みです」と女性陣からは“見た目”が特に高評価だった。
女性用クラブはピンクや水色などの鮮やかなカラーデザインが多いが、今回の新作は男女ともに同じカラーデザインを採用。MCから「このかっこいい見た目に抵抗はなかったですか?」と聞かれると、山内は「ないですね。ドライバーではやっぱり飛ばしたい。“かわいい”よりも“かっこいい”ほうが飛ぶイメージがあるので、すごくいいなと思う」と回答。女性ゴルファーからの支持が期待される。
山内はスタンダードモデルの『MAX』を選び、「データ上でも距離が伸びていたし、ヘッドスピードも上がっていました。ラウンドでも伸びていると感じたし、ミスショットをしても距離が変わっていない印象はあります」と好感触を得ている。
オフシーズン中、「ヘッドスピードを上げていきたい」と飛距離アップに取り組んでいる山内だが、今回の新ドライバーは目標を支える強力な武器となりそうだ。今季開幕戦に向けて、さらなるパワーアップを目指す28歳。新たな武器とともに挑む新シーズンが楽しみだ。(文・高木彩音)
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