父の愛人問題が発覚 宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずの家族会議 「阿修羅のごとく」本編映像
2025年1月9日から配信される、向田邦子の原作を是枝裕和が監督・脚色したNetflixシリーズ「阿修羅のごとく」から、父親の愛人問題が発覚する第1話の家族会議シーンの一部が公開された。
次女・巻子(尾野真千子)の自宅である里見家に、四姉妹が久々に集まり家族会議が開かれるなか、三女・滝子(蒼井優)が深刻そうに「お父さん、面倒見てる人いるのよ…」と切り出す。しかし、長女・綱子(宮沢りえ)と次女・巻子(尾野真千子)は、デパートに自分のシャツも買いに行けないような70歳にもなる父親が愛人を作っていることを信じられず、四女・咲子(広瀬すず)も同様に滝子の話を真剣に取り合おうとしない。
さらには、家族会議に同席していた巻子の夫・鷹男(本木雅弘)も「お父さんに彼女ね~」と軽くあしらうと、巻子から「今笑ってるこの方ならともかくよ」としっぺ返しを食らい、滝子の話をよそに痴話げんかまで勃発する。しかし、滝子が「見たんだもん私」と、父と愛人、さらには子供の3人を実際に見かけたと打ち明けると、その場にいた全員がようやくことの重大さに気付き始めるのだった。
あわせて、本作の相関図も公開された。中心におかれるのは、物語のメインとなる竹沢家の四姉妹とその両親。彼女たち家族を軸に、それぞれに渦巻く人間模様がわかるものとなっている。
「阿修羅のごとく」で描かれるのは、四姉妹の年老いた父の愛人問題をきっかけに、彼女たちの日常が大きく揺らぎ、恋愛観も違えば生き方も違う4人の姉妹が対立し感情をぶつけ合いながらも、心底では互いを気にかけやがて手を取り合う姿。そんな泣き笑いの様子を、細やかに映し出した人間ドラマとなっている。
【作品情報】
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」
2025年1月9日(木)よりNetflixにて世界独占配信 (全7話(一挙配信))
記事提供元:映画スクエア
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