飲み心地の良さと、環境負荷低減を両立 スタバが植物などを原料とするストローを順次採用
飲み心地の良さと環境負荷低減を両立! スターバックス コーヒー ジャパン(東京)は、環境負荷低減の取り組みの一環として、植物などから生まれた「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(R)(グリーンプラネット)」製で、バイオマス度99%のストローを、レギュラーストローとして採用することを発表した。
スターバックスは2018年から、石油由来のプラスチック製のストロー全廃を進め、日本国内の店舗ではFSC(R)認証紙製ストロー(レギュラー)の提供を2020年の1月から、太い口径のストローは2021年9月から順次導入した。また、FSC(R)認証紙製のカップへの切り替えやバイオマス素材の持ち帰り用容器の導入、店内アイスビバレッジの樹脂製グラスでの提供など、資源の再利用を推進し、廃棄物削減に取り組んできた。
新たに2025年1月23日(木)からは、沖縄県内のスターバックス コーヒー全32店舗で、植物などから生まれた「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(R)(グリーンプラネット)」(カネカ・東京)の提供を開始する。25年3月以降順次、全国の店舗でレギュラーのストローに、25年4月上旬をめどに太い口径のストローにも導入していく。色は、スターバックスを象徴する「グリーン」。なめらかな時間が経過しても変わらない飲み心地が特徴。
「Green Planet(R)」は、石油由来の資源に頼らず、植物油などを主原料としている。現在使用しているFSC(R)認証紙製のストローと比べて、ライフサイクル全体で、二酸化炭素(CO2)の排出を低減し、店舗から出るストローの廃棄物量(重量比)を半分近く削減できる見込み。また、海水中や土壌中に生息している微生物によって自然界でCO2と水に生分解されるため、プラスチック環境汚染軽減にもつながることが期待されている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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