人気マイクラ系YouTuberが指定難病「クローン病」の疑いを明かす 40度の熱が1カ月続き「死ぬんじゃないかとすら思った」
マイクラ動画で人気の「ピノの羽」(登録者数52万人)が約4カ月ぶりに動画を投稿し、難病の可能性があることを明かしました。
4カ月ぶりの動画投稿
ピノの羽とは、人気ゲーム『マインクラフト』の「音ブロックの演奏」などを投稿しているYouTuberです。
今年9月、YouTubeのコミュニティ欄にて当面の間、活動を休止する発表をしていたピノの羽。休止の理由は体調不良で、腹痛と発熱のため動画制作ができない状態だと報告していました。
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12月25日、ピノの羽は4カ月ぶりとなる動画を投稿しました。冒頭、「皆さんご心配をおかけしてます。ピノです」と挨拶し、「急に動画の更新が止まって活動休止してしまってすみませんでした」と謝罪しました。
ピノによると、8月中旬、作業中に腹痛を感じたものの気に留めることなく作業を続行していたところ、熱も出てきたのだとか。胃腸炎ではないかと考え、以前3日ほどで治ったことから今回もすぐ治るだろうと思っていたそうです。
指定難病「クローン病」の可能性あるも活動再開を発表
しかし熱は40度まで上昇。しかもそのまま1カ月間下がらなかったといい、「めちゃくちゃしんどくて、活動どころか死ぬんじゃないかとすら思った」と振り返ります。発熱中にさまざまな検査を受けたところ、なんとクローン病という難病である疑いが出てきたのだとか。
クローン病は、持続する炎症が消化管に生じる病気で、粘膜に潰瘍やびらん(ただれ)ができてしまいます。(中略)発症すると、腹痛や下痢、血便、体重減少などの症状が現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返します。原因不明の発熱や成長障害などの症状で気付かれることもあります。(中略)現在のところ、クローン病の原因は分かっていませんが、本来外敵に対して働く免疫システムが、自分の消化管を異常に攻撃している状態といわれています。(国立成育医療研究センター)
クローン病は厚生労働省が定める指定難病のひとつでもある原因不明の病気で、現在の医療では完治させる方法がないとされています。クローン病の疑いを知り、今後の人生への不安やかなりのショックを覚えたというピノですが、動画を制作作業をすることは可能だそうで「僕も活動さえできればよかったんで、覚悟決めた」と話します。
ところが、必要な検査は全てしたにもかかわらず、未だに確定診断はついていないとのこと。医師からは軽い病気の可能性もあるため様子見だと言われているそうです。この動画を撮影している間も腹痛を感じていると明かしました。
そしてピノの羽は、動画制作を出来るまでに症状が改善してきたことから活動を再開することを報告。「明日から楽しい動画を届けられたらと思うんでよろしくお願いします」と締めくくりました。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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