高橋文哉、西野七瀬W主演「少年と犬」5名の追加キャスト、最新映像解禁
第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破、様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った馳星周の短編連作小説「少年と犬」(文春文庫)が「ラーゲリより愛をこめて」の製作陣によって映画化。2025年3月20日(木・祝)に公開となる。主演の高橋文哉と西野七瀬に続き、今回5名のキャストと最新予告映像が解禁となった。
震災で飼い主を失い、常に「西の方角」を気にしている多聞にとって「たった1人の大切な人」である光の父親・内村徹役には、斎藤工。徹の妻であり、光の母親・内村久子役には、宮内ひとみ。山奥に住み、不治の病に侵された猟師・片野弥一役には柄本明。和正の姉であり、認知症の母を介護しながら働く中垣麻由美役には伊原六花。和正に危険な仕事を斡旋する先輩・沼口正役には、伊藤健太郎が決定した。
震災から7か月後、まだ大きな爪痕が残る東北で出会った和正と多聞。震災で職を失い、地元の先輩である沼口から危険な仕事(窃盗団の運転手)を斡旋された和正は、大きな怪我を負いながらも家族のために金銭を得る。しかし犯罪で得た金銭と知り、姉・麻由美は和正に紙幣を投げつけ激高する。一方、多聞は和正の元を離れ、滋賀県に住む美羽と出会う。多聞を可愛がる美羽だが、彼女もまた、大きな罪を犯していたのだった──。多聞を追って滋賀までやってきた和正と出会った美羽。ともに後ろ暗い過去を抱え、人生に希望を失っていた二人は“大切な何か”を探して西の方角を見つめる多聞を目的地へと連れていくため、共に旅に出る。襲い掛かる様々な苦難を乗り越えながら、『たった1人の大切な人』と再び出会うために走り続ける多聞は、猟師の片野との出会いを経て熊本へとたどり着く。そこには求め続けた少年と、その両親の姿が──。
古来より「犬」は人間のよき相棒であり、友人であり、家族として寄り添ってきた。狩猟に付き添い獲物を仕留め、家族としてそばにいてぬくもりを共有する。そんな“無償の愛の実践者“でもある犬=“多聞”と、さまざまな時と場所での人との出会いが織りなす物語は、すべての世代の胸を打ち、“生きることの意味”を教えてくれること間違いない。
「少年と犬」
原作:馳星周「少年と犬」(文春文庫)
監督:瀬々敬久
企画・プロデュース:平野隆
脚本:林 民夫
出演:高橋文哉、西野七瀬、伊藤健太郎、伊原六花、嵐莉菜、木村優来(子役)、栁俊太郎、一ノ瀬ワタル、宮内ひとみ、江口のりこ、渋川清彦、美保純、眞島秀和、手塚理美、益岡 徹、柄本明、斎藤工
配給:東宝
©2025映画「少年と犬」製作委員会
馳星周のベストセラー小説を高橋文哉&西野七瀬の主演で映画化「少年と犬」
記事提供元:キネマ旬報WEB
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