あの興奮をもう一度 BS松竹東急が年末に全米OP一挙放送決定
今年の「全米オープン」「全米女子オープン」を無料生中継したBS松竹東急が、両大会の3日目と最終日を12月28~31日に一挙放送することが決定した。この特別放送には、全米女子オープンで大会2勝目を挙げた笹生優花の単独インタビュー映像が新たに追加される。
全米女子オープンでは笹生と渋野日向子のワンツーフィニッシュをはじめ、古江彩佳、竹田麗央、小祝さくらがトップ10入りを果たし、山下美夢有や岩井姉妹などを含む日本勢14人が予選を通過。これはメジャー史上最多の快挙で、まさに“日本フィーバー”と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せた。
全米オープンでは「パリ五輪」で銅メダルを獲得した松山英樹が6位に入賞。海外メジャーでのトップ10入りは2022年の同大会以来2年ぶりとなり、2021年「マスターズ」に続くメジャー制覇への期待が高まった。
年の瀬には、米国で奮闘した日本勢の熱い戦いを振り返ってみてはいかがだろうか。
以下、笹生優花の単独インタビューを一部抜粋してお届けする。
Q.全米女子オープン2勝目です。大会を通じて、調子はどうでしたか?
「ランカスターでは、プレーに大きなミスはありませんでした。一緒に回った選手とも楽しくゴルフができた一週間でした」
Q.笹生選手は楽しくゴルフをしたい、とよくおっしゃっていますよね。
「そうですね。そこが一番大事じゃないかなと思っています。世界トップの選手たちなので、皆さんゴルフが上手です。きっと他の選手の皆さんも、楽しんでゴルフをしていたんじゃないかなと思います」
Q.笹生選手は世界で仲の良い選手も多くいらっしゃいます。日本と世界の架け橋になっているようなイメージもありますか?
「まだプロ4年目なので、まだまだ先輩方と比べて私がやれていることは浅いと思っています。ゴルファーとしてだけではなく、人間としても成長して、責任を持てる選手になれたらいいなと思います。でも、それに向かって集中するというよりは、自然とそういう人間になれたらいいなというイメージですね」
Q.3日目の17番パー3、アプローチのロブショットは狙い通りでしたか?(※結果はパーセーブ)
「3つの結果をイメージしていました。1つ目はオーバー目に打ってしまう、2つ目はショートしてバンカーに入る、3つ目はそのショットでしか止まらないような理想のショット、でした。結果的に一番いいショットだったと思いますが、期待はしていませんでした。でも、打ちやすかったですね。オーバー目に打っても止まるかなという安心感はありました」
Q.4日目、優勝を意識したのはどのタイミングでしたか?
「最後の最後、18番ホールでした。アプローチを打ったあとスコアボードが目に入り、チャンスがあるかなと思いました」
Q.視聴者に向けてメッセージをお願いします。
「こういったメジャー大会で日本人選手や、アジア選手が上位に入るというのは、ゴルフ界全体が盛り上がるので、すごくいいことだと思っています。自分のプレーだけでなく、全体的に見たほうが楽しいと思うので、ぜひ選手皆さんの戦いを見てください!」
<ゴルフ情報ALBA Net>
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