【「小田原ドラゴンNights!!」特別編】漫画家・小田原ドラゴン「車中泊の旅のワケ」と「北海道メシBEST3」を語る
小田原ドラゴン(おだわら・どらごん) 1970年、兵庫県生まれ。唯一無二の天才すぎる漫画家。『コギャル寿司』で第47回文藝春秋漫画賞受賞。代表作に『おやすみなさい』、ドラマ化された『チェリーナイツ』など。最新作に『今夜は車内でおやすみなさい。』
2024年、デビュー27年を迎えた漫画家の小田原ドラゴン先生。そんな巨匠が24年9月より週プレNEWS(集英社)で新連載『堀田エボリューション』を開始! というわけで、小田原先生がどんな道のりを経て、本作品にたどり着いたのかをジックリ語っていきます。
今回は特別編です。
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今回の車中泊の目的は嫁探しです。年末年始にひとりぼっちは嫌ですからね......。
愛車キャンパーアルトピアーノの中はこんな感じ
愛車キャンパーアルトピアーノの作業スペース
11月12日、愛犬ちょんぴーと東京の自宅を出発。クルマはホンダの軽N‐VANから乗り換えたキャンパーアルトピアーノ(ベース車はトヨタのタウンエース)。
北海道を目指し、一路北上です。
まずは日光東照宮に嫁探しの旅が成功するよう祈願(なんか変な人が多かった)。
愛犬ちょんぴーと日光東照宮に到着
途中、僕の公式Xを見たファンの方と交流したりしながら、11月18日に青森県からフェリーに。ちなみに北海道までは3時間40分でした。
北海道に上陸して最初の食事はラーメン山岡家。11月24日にはおっさんだらけのオフ回もしました......。嫁探しの旅なのに......。
北海道に上陸して小田原先生が最初に口にした山岡家のラーメン
11月24日、おっさんだらけのオフ会に参加
そんなこんないろいろあったのですが、週プレNEWS編集部から「今回僕が北海道で食べて旨かったメシBEST3を紹介してほしい」というお題を与えられているので、そろそろ本題に入りたいと思います。
というわけで、まずはがっかりメシから紹介したいと思います!
1番がっかりしたのはおでんを頼んだらコンビニおでんそのものが出てきたときでした......。
そして、惜しくも次点はイオンで買った海鮮丼です。ネタが北海道産なのかやたら旨い。
がっかりメシに輝いたおでん
BEST3に入れるか苦悩したという海鮮丼
3位は(北海道上川郡)美瑛町の駅前「アマデウス」で食べたカレーです。
野菜が美味しい所らしく、確かにかぼちゃは甘くておいしかった。
2位は回転寿司「海天丸」のエビの頭味噌汁です。
中華麺を入れてラーメンにして食べたかった。
3位のカレー
2位はエビの頭味噌汁
輝く1位は「かつ徳」の定食です。
ほっけフライがホクホクで、カツも厚くエビも大きく、とんかつ和幸に爪の垢を煎じて飲ませたいです。
1位に輝いたのはかつ徳の定食
もちろん、食ってばかりではありません。北の大地でシッカリ仕事もしています。12月28日配信の「堀田エボリューション」第8話は、夜、死にたくなるような寂しい海を見つめながら描きました。
みなさん、お見逃しなく!!
北海道でのちょんぴーとキャンパーアルトピアーノ
執筆に励む小田原先生
『堀田エボリューション』(集英社)は毎月第2/第4土曜日に更新。全話無料配信中
撮影/小田原ドラゴン
記事提供元:週プレNEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。